殺人行おくのほそ道(下): 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫 ま 1-56 光文社文庫プレミアム 松本清張プレミアム・ミ)
殺人行おくのほそ道(下): 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫 ま 1-56 光文社文庫プレミアム 松本清張プレミアム・ミ)
- 作家
- 出版社
- 光文社
- 発売日
- 2018-08-08
- ISBN
- 9784334777043
殺人行おくのほそ道(下): 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫 ま 1-56 光文社文庫プレミアム 松本清張プレミアム・ミ) / 感想・レビュー
MATHILDA&LEON
下巻に入り、より深まる謎に翻弄されながら、結末まで走り抜ける。段々と悲哀が深くなり、やりきれなくなる展開に。あの時こうであればと思っても、時すでに遅し。。。辛い物語であったが、読み応えは十分で、1960年代に描かれたとはとても思えなかった。今読んでも違和感が無いのは、著者のセンスによるところが大きいのだろう。
2020/09/10
ランラン
意外な結末。謎が謎を呼ぶ展開に想像を超えた面白さだった。これだから著者の本はまた読みたくなる。
2022/04/22
パチーノ
どこかで救われなかったのだろうか。悲しい結末。
2018/11/07
kaorin
次々とおこる殺人。麻佐子は友人の西村五郎とともに、謎を追う。そして、大好きな叔父と叔母に対する疑念に苦しむ。 きっと犯人はこの人だ、と読んでいてわかってくるが、最後の最後に明かされる真実はあまりにも悲しい。 物語冒頭から登場する尾花沢の紅花。ラストではその紅い色が鮮烈な印象を与える。
2022/07/27
コマンドー者
女性誌に1960年代に連載された長編ミステリー。女性が主人公で、長尺ながら、展開は盛りだくさんで清張の通俗路線ミステリーの中では読み応えのある作品と言える。 おくのほそ道自体は内容とさほど関連性があるという訳ではなく、歴史薀蓄ミステリーでは決してない。
2021/11/07
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