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誰も知らなかった京都聖地案内 京都人が能楽にこめた秘密とは (知恵の森文庫)

誰も知らなかった京都聖地案内 京都人が能楽にこめた秘密とは (知恵の森文庫)

誰も知らなかった京都聖地案内 京都人が能楽にこめた秘密とは (知恵の森文庫)

作家
小松和彦
出版社
光文社
発売日
2006-04-05
ISBN
9784334782641
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誰も知らなかった京都聖地案内 京都人が能楽にこめた秘密とは (知恵の森文庫) / 感想・レビュー

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田中峰和

能楽雑誌「観世」のエッセイだが、能楽に門外漢の読者にも分かりやすい読み物。インバウンドの来ない今こそ、異界や聖地を巡り歩くチャンス。鞍馬山、愛宕山、比叡山は洛中から見ると奥の領域にあり、鞍馬には鞍馬天狗がいて牛若丸に兵法の秘伝を伝えた。愛宕山にも天狗がおり、陰陽師と対決したりする。洛中からかなり遠いが、大江山では酒吞童子が有名で、源頼光と四天王に退治される物語は能楽以外にも頻出する。貴船では土蜘蛛伝説があり、天皇に抵抗する部族への差別が異界のものとして扱われる。後半は吉野や熊野など京都外の聖地が語られる。

2021/03/29

みゆき

能楽の知識は皆無なのですが、京都の観光地にまつわる伝承が多く載っていて興味深かったです。各場所ごとのページ数が少ないので時間をかけて謎をキチンと解いていくというよりは、古代〜中世の伝説や能楽のあらすじを紹介してその説明・解釈がのっている感じ。 山姥の糸車の話は似た話がグリム童話にあったような気がするんですが、なに関係があるのかしら。気になります。

2016/03/27

LAZIC

京都 深いです

2011/01/10

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