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光まで5分

光まで5分

光まで5分

作家
桜木紫乃
出版社
光文社
発売日
2018-12-13
ISBN
9784334912550
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あらすじ

北海道の東の街から流れ流れて沖縄にやってきたツキヨは、那覇の路地裏にある「竜宮城」で身体を売っている。奥歯の痛みに耐えられなくなったツキヨは、客に教えてもらったもぐりの歯医者を訪ねた。元歯科医の万次郎と呼ばれる男は、同居しているヒロキという若者の背に、モナ・リザのタトゥーを入れているところだった。ヒロキと気が合ったツキヨは、「竜宮城」を出て万次郎たちと暮らすことにするが――。直木賞作家の新境地!

光まで5分 / 感想・レビュー

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starbro

桜木 紫乃は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者の作品の舞台の定番の北海道から、真逆の沖縄の場末の『竜宮城』での群像劇、著者の世界観は南の島でも変わりません。誰もが(猫も)死に場所を求めて流れて来るのでしょうか?タイトルも好いです。

2019/03/02

いつでも母さん

「流された先にあるものをしっかり見なさい。全部受け入れて、すべてを赦してやんなさい」おばあのことばが痛い。北から南へ流れてどんつきで生きるツキヨ。多分どんつきは自分の心ン中にあるのだろうね。まあ、凍死しないだけ南の方がいいか・・どんより桜木さん、どこにも救いの無い話で200弱のページが重かったよ。光まで5分、そこはどこ?

2019/01/14

ナイスネイチャ

図書館本。舞台は北海道ではなく沖縄だが重苦しい閉塞感は変わらず。光りを求めて流されながらも生きていく。光りの速さではなく自分の歩幅で。でも死に場所を求めてた?のかもって思うと悲しい物語。

2019/03/04

おしゃべりメガネ

桜木さんらしいといえばらしい作品です。しかし、今作はちょっと中途半端感があったかなと。北海道出身の作者さんがこれまで何度も舞台にしてきた北海道ではなく、沖縄を書くというコトに最後までハマらなかったのかもしれません。桜木さんお得意?の陰鬱な感じは健在で、適度なエロスもあるのですが、話の焦点がイマイチわからず、終わってしまったかなと。桜木さんの作品(作風)に慣れている方は問題ないと思いますが、はじめて本作で桜木さんにチャレンジする方はちょっと抵抗があるかもしれません。桜木さんらしさは十分に伝わる作品でした。

2019/02/25

のぶ

辛くて救いのない小説だなと感じた。北海道から流れ流れて沖縄にやってきたツキヨは、那覇の路地裏で身体を売っている。ツキヨの居付いた売春宿「竜宮城」は心に傷を抱え、身体で世を渡っていく方法しか知らない女性ばかり。やがてツキヨは元歯科医の万次郎、同居人のヒロキと出会った。それを機会に「竜宮城」を出て万次郎たちと暮らすことにする。沖縄の明るい環境と似つかわしくない、とても幸福感を感じられない登場人物の生き方には、重苦しいものしか感じることができなかった。

2019/01/24

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