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唇のあとに続くすべてのこと

唇のあとに続くすべてのこと

唇のあとに続くすべてのこと

作家
永井するみ
出版社
光文社
発売日
2003-01-21
ISBN
9784334923853
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唇のあとに続くすべてのこと / 感想・レビュー

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キムチ27

ちょっと「棘が刺さる」感が有る暇つぶし本。。でも嫌いじゃなかった永井さん。今回はう~んという書き方。サスペンスフルでありそうで 細かいアンビヴァレンスを愉しみたい方には合うかもしれないが私には心理的に理解できない。ややのんきそうに見える夫、家政婦迄いる恵まれ過ぎの彼女には仕事仲間も。でも秘密を抱えていたからこそ影が持つアンニュイな情景。岸の死因を解く展開に重ねる藤倉へののめり込み。その理解不能感に酔えない私にはイマイチ。

2022/09/24

まさと

初読みの作家さんでした。読み終えましたよ…。何ですかね…人が人を好きになったり、その事を誰かが妬んだり…。結局はみんな自分勝手で…。あまり共感できる話ではないな…。

2014/12/15

kazu@十五夜読書会

結婚前、不倫関係にあった上司の葬儀に出たことがきっかけで再会した、かつての同僚と逢瀬を重ねる菜津。その上司の死について、他殺の可能性があると警察が尋ねてきたとき、平穏な日常が姿を変え始める…。恋愛サスペンスの紹介が有る本。永井 するみさんの本2冊目、結婚前は上司、その後上司の葬儀でかつての同僚と再開し深い仲に、主人公菜津の言動・心理が全くわからず、読了。恋愛サスペンス?菜津の自分本位の身勝手な日常しかわからなかった。最初に読んだ「枯れ蔵」がよかったので次を借りたが残念。

2013/04/25

星落秋風五丈原

平穏な日常は何事にも変え難いはずだった。一人の男の死をきっかけに人生は動き始めた。商社マンの夫と娘、新進の料理研究家という仕事。物心共に恵まれた環境の中で何不自由ない生活を送っていた菜津は、かつての会社の上司岸の通夜で、元同僚藤倉と再会する。そこから始まった自分でも意外な思い。だがその恋愛の背後には、不可解ともいえる突然の事故で亡くなった元上司との関係が微妙に影を落とすのだった。

2003/02/19

horihori【レビューがたまって追っつかない】

38歳の菜津は、商社マンの夫、9歳の娘と幸せな日々を送っていたが、ある日、かつて勤めていた会社の先輩で、結婚前の不倫相手でもあった岸が不慮の事故で死亡する。岸の告別式で十一年ぶりに再会した元同僚藤倉に菜津は心を奪われる。やがて、岸の死が他殺の疑いが出て、警察の捜査は、やがて菜津にも及ぶ。女の過去の不倫と、現在の幸せだけど満たされない結婚生活。もしかしたら、どんどん自分は貶められていくのではないかという不安。スリリングではらはらするが、子どもを置いて、恋愛を優先する母親には共感できなかった

2008/11/16

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