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余った傘はありません

余った傘はありません

余った傘はありません

作家
鳥居みゆき
出版社
幻冬舎
発売日
2012-07-19
ISBN
9784344022102
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余った傘はありません / 感想・レビュー

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❁かな❁

うわー!めっちゃブラックだけど面白い〜★体調良くない時なので色んな作品を試し読みしたのですがなかなか気分が乗らずコレは今は向かないと思って後回しにしていたこの本を読み出したら面白くて止まらなくなって結果一気読み(笑)鳥居みゆきさんスゴイ!!18編の連作短編集。繋がりがとても面白い♬お気に入りさん達が高評価なのがよくわかりました!全編通して完成度高く面白いのですが特に「かくれんぼ」「←ラブレター」「治療」「乾杯」「うちのハンバグー」「お弁当」「道化」が好み*装丁も中もレース模様で素敵♡鳥居さんのセンス最高★

2016/04/09

青蓮

鳥居みゆきさん2冊目。連作小説集。前作に劣らず、言葉遊びやブラックユーモアたっぷりで、やっぱりこの方の独特のセンス、好きです。これからも作品を書き続けて欲しい。

2016/01/27

PSV

可愛くて不気味な世界観。全作と比べると、少し劣る気もするが、従来のタレント本、芸人本の域を超えた怪作であることは確か。色んな趣向が凝らされており、装丁も綺麗。文章も達者で、これからも書き続けて欲しい。個人的には「道化」が良かった。全体的に、精神病っぽい文章が凄く上手い。  ★★★★☆

2012/11/20

かかな

‘‘私が出した小説があるんだけど、宗教とかオカルトの本の並びに置いてあったの!タレント本とか小説のブースとかあるのに、秘密結社とかの隣に置いてあるんですよ!by鳥居みゆき"テレビで見るキャラクターと違わず、ブラックユーモアたっぷりな連作ショートショート。人間関係が混乱し何度も戻り、取っ散らかるギリギリを攻めている作風にやるじゃん!と感心させられました。作中で見覚えのある芸人を酷評する主人公。そんな彼女が鳥居みゆきと思しき芸人だけは大絶賛していたのが凄く良かった(笑)作家鳥居みゆき、大いにアリ!

2016/01/24

亜希

鳥居みゆきさん2作目。18編からなる連作短編集で、ごく短いものから少し長めのものまでありますが、注意深く読んでいても見落としそうなほど登場人物が絡み合っています。全て読んで一冊の本として面白いですが、特に「治療」「乾杯」「うちのハンバグー」「道化」が好き。文中、鳥居みゆきらしき芸人を賞賛するくだりも面白い。どういう思考回路をしていれば、この独特のセンスや言い回しが生まれるのかな。全編とても不気味で不穏で、でも最後は少しだけ切なくて、読み手を選ぶだろうけれど私はすごく好き。もっと話題になればいいのになー。

2016/03/03

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