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探検家とペネロペちゃん

探検家とペネロペちゃん

探検家とペネロペちゃん

作家
角幡唯介
出版社
幻冬舎
発売日
2019-10-24
ISBN
9784344035287
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探検家とペネロペちゃん / 感想・レビュー

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どんぐり

マッチョな探検家とは相反するデレデレーぶりを見せてくれる娘ペネロペへの愛の賛歌。自分の娘あおちゃんに、ペネロペ(ペネロペ・クルス)と愛称で呼んで、他人からキモイと思われることを知りながら、恥じらうこともなく書いてしまうところがまことにもって偉い。普通の人はこんなことは書かないし、書けない。〈わが子は特別〉〈お前が一番かわいい~〉と、親になったばかりの狂騒状態で躁が極まった親バカの文体が終止炸裂。読み手が恥ずかしくなるような変な本である。娘が成人したときにはどんな関係を築いているんだろう。他人の家のことだけ

2020/02/10

hatayan

子どもを授かった角幡唯介氏が探検家の目線で妻の出産と子どもの成長を綴るエッセイ。「子どもの誕生は衰えゆく自分という苛酷な現実から目をそらすためのセーフティネット」という言い回しには納得。刺さったのは「…生きるとは何か、これらの問題に少しでも触れてもらいたいから子どもを山に連れて行く。そして、私がそれを教えられるとしたら登山を通じてしかない」。『空白の5マイル』で氏が「いい人生とは何か」を熱っぽく語る文章と重なりました。角幡氏の著作を読んできた人にはもちろん、育児に関心がある人にも広くお勧めできる一冊です。

2019/12/24

おかむら

角幡さんの「超」親バカエッセイ。「異様にかわいい」娘(ペネロペクルス並み)が産まれてから4年目くらいまでの様々なかわいいエピソード。ものすごく親バカ。親バカすぎて危ない。後書きで少し我に帰ってる。もう遅い。あーオカシカッタ!

2020/03/03

泰然

父親になった探検ノンフィクション作家・角幡氏の洒脱でストレートな筆さばきと深い思索、娘への愛に溢れたエッセイで、著者の観察力とシンキングする力に敬服する。親と娘に介在するセクシャリティに関する文章があり、ここで評価が二分されるリスクを負っても親と子、男と女の本質のワンシーンを捉えようとする姿勢を評価したい。娘バカな父親エッセイとして読むのも良し、軽妙で深遠な人間論として読むも良しの一冊。我が国のデレデレしない父親論の空気のなか、トライ・エラーの探検家精神で娘と共に新世界への探検に挑む姿は決して軟弱でない。

2020/05/17

まいぽん

強烈な印象の『極夜行』から一転しての愛娘ノロケ本…の一面を持つ1冊。極夜行でもあちこちに顔を覗かせていた著者のオヤジ成分が炸裂。ていうか、小学生男子。ていうか、ゴリラ。確かに、「妻の妊娠は胎児という大いなる自然を体内に取り込んだ状態であり女は内側で生と死に触れる」とか「子どもは衰えゆく自分という過酷な現実から目をそらすため生命が開発したセーフティネット」とか、うまいこと言うと思ったし、理論的な子どもの成長の分析・論述には感服。が、途中「は?」ってなる部分も割とあり。あと腹筋崩壊部分多数あり。面白かったです

2019/12/02

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