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猿神

猿神

猿神

作家
太田忠司
出版社
幻冬舎
発売日
2020-08-26
ISBN
9784344036499
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猿神 / 感想・レビュー

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aquamarine

プロローグで語られる笹っ原。行くなと言われるような土地はある時造成され七つの工場が稼働していた。時は1989年、好景気を支えていた小さな工場では実際は何が起きていたのか。24時間戦えますか。今では考えられない現実がそこにある。過重労働と無理難題にやり場のない怒りや鬱積は積み重なり、何かに捉えられてしまったのだろうか…。まぎれもなくこれはホラーだ。得体のしれない何かや人の狂気よりも「ラインが止まる」ことを心配する彼らに絶句する。「本当に恐ろしいことはきっと、誰も口にしない。」その言葉が妙にリアルに響いた。

2020/10/07

ゆみねこ

1989年バブル景気末期の自動車部品工場では、大手自動車会社の最新モデルの照明部品を受注した。連日深夜残業と休日出勤で疲弊する従業員たち。そんな中、一人の従業員による暴行事件が起きその後次々に死亡者が出て同時に工場内に奇妙な音が聞こえ始めて…。猿と言うより生い茂る笹の恐ろしさが印象的でした。

2020/10/08

うどん

怖かった!車の製造の詳しい部分はよく分からないので流し読みでしたがホラー部分は面白く読みました。

2020/09/27

rosetta

★★★✮☆ショートショート出身で軽い短い物を書く作家のイメージだったが、今回は長編ホラーサスペンス。田舎町の不気味な笹原に造成された工業団地。バブルの頃自動車メーカーの下請け会社が今のブラック企業顔負けのハードワークを社員に科す。ま、当時は残業代が全額出ていたから比べ物にはならないけど。土地の呪いかきつい仕事のストレスか、社員達がおかしくなっていく。突然暴れたり上司を殴ったりで死人が続出する。真相は明らかにはならずスッキリ解決とは程遠いが、怖さ不気味さが丁度いい感じ。

2020/10/06

くまちゃん

ホラーですがそれほど怖くなかった。大きな笹野原に工場が立ち並ぶ事になった。だが工場では次第に暴行、自殺、過労死などが続くが原因が分からない。昔から笹野原には近づいてはいけないと地元では言われていたり、その場で見つかった祠のような後、猿神という地名など謎は深まる。真相はやっぱりホラーなのだが、笹が怖いってなんかB級ホラーっぽいw。

2020/09/30

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