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京大中年

京大中年

京大中年

作家
菅広文
出版社
幻冬舎
発売日
2023-06-08
ISBN
9784344041189
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ロザン菅広文「もし宇治原さんがいなかったら?」40代の視点から綴ったシリーズ最新刊『京大中年』インタビュー

 6月8日、お笑いコンビ・ロザンの菅広文さんの35万部超のベストセラーシリーズに最新刊『京大中年』(幻冬舎)が登場した。『京大芸人』、『京大少年』(新刊の発売と同時に初文庫化)に続き、実に14年ぶりの刊行となる。なぜ今だったのだろう? ご本人に著書への思いをうかがった。

取材・文=荒井理恵 撮影=金澤正平

●40代後半で「もう書いてもいい頃」と思えた

――京大芸人シリーズとしては前作から14年ぶりですね。なぜ今だったのでしょう?

 前の2作では「勉強法」みたいなことを書いていて、仕事に関してはあんまり書いてなかったんです。いずれ書きたいとは思ってたんですが、30代ではまだおこがましい気がして、40代後半になって「もう書いてもいい頃かな」と。

――それは30代では形になりきらなかったということでしょうか? だいぶ売れっ子ではありましたよね。

 そうですねぇ(笑)。ただ僕の中の感覚で売れるっていうのは、「どれぐらい継続できるか」というのが大きいんですよ。もちろん単発でも売れると表現してもいいとは思いますが、僕の中では「継続してある程度のご飯が食べられる」という…

2023/6/10

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京大中年 / 感想・レビュー

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ma-bo

『京大芸人』『京大少年』刊行から14年。ロザンの菅さんが、相方の宇治原さんの過去、自分の過去、宇治原さんのご両親へ手紙という形式で描く。宇治原さんの本当の姿、菅さんの宇治原さんへの愛、京大芸人式”の思考と仕事術。関西人なら宇治原さんが意外とイジられキャラって知ってるんだけど、クイズ(賢い)イメージが強い人は、菅さんはロザンのじゃない方芸人なんだろうか?

2023/08/23

はれひめ

芸人で売れなければさっさと辞めて二人で会社を興していただろうと振り返る菅ちゃん。どんだけ宇治原を好きで尊敬してるか分かります。吉本の闇営業の件では理路整然と意見してるのを見てさすが高学歴コンビと惚れ直したわ。宇治原さんのお家芸、学歴を尋ねるお約束にクレームする視聴者が居るとはね。菅ちゃんあってのロザン。市井の人にさえもいじられる宇治原さんを見つけてくれてありがとう。

2023/08/20

チャッピー

京大少年の頃からだいぶ歳をとったけれど、相変わらず宇治原くんへの愛を感じる。このシリーズ通していつも思うのは、菅ちゃんホントいい人。友達になりたいわ。

2023/11/09

のりすけ

笑ってしまう導入から最後はきちっと〆てくれる菅ちゃん、素敵やん。菅ちゃんの宇治原君への愛が迸り出てて、ほわほわにやにやしてきます。でも菅ちゃんのちょっと毒舌な部分も出ててウフフとなってしまう。宇治原君のご両親への手紙のところがすごい良かった、爆笑の後のもらい泣き。これからも応援していきますから!

2023/10/12

Emi

ロザンは関西とその他の地域で評価が(人気も)全く違う気がする。多分全国的にはクイズで見る宇治原とその相方のさして面白くない漫才コンビ、程度かな。大阪では菅ちゃんのちょっと毒のあるキャラも含め手堅い人気を保ってる。その秘訣はやっぱり菅ちゃんの冷静でロジカルな考え方と2人の友情なんだなあと思いました。この前までnoteの有料会員になって菅ちゃんの記事を読んでたくらいなので内容は目新しくないけど、やっぱり仲良くて頭の良い2人らしい仕事の捉え方やら取り組み方、菅ちゃんの賢さがよくわかりました。

2024/03/30

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