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天国への階段 中 (幻冬舎文庫 し 14-2)

天国への階段 中 (幻冬舎文庫 し 14-2)

天国への階段 中 (幻冬舎文庫 し 14-2)

作家
白川道
出版社
幻冬舎
発売日
2003-04-01
ISBN
9784344403482
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天国への階段 中 (幻冬舎文庫 し 14-2) / 感想・レビュー

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Tetchy

誰も彼もが過去に囚われ、今を悔やんでいることが判ってくる。本書のキーワードは夜と飲み屋、自然、星、そして馬だ。それらは全て作者本人が好きなものなのだろう。これだけ夜が象徴的に描かれるのはやはり作者が夜に生きてきた男だからだろう。そしてビジネスの表と裏をも知り尽くした男でもある。会社経営にも携わってきた作者はビジネスの昼の顔と夜の顔を知っている。彼らの成功は一種道理から外れた過去、深い業を背負ってきたことで成り立っているように思える。それらの業が深ければ深いほど成功もまた大きくなる。恰も振り子のように。

2020/10/04

やも

上巻では少しごちゃっとしてた箇所が、刑事さんがうまくまとめて分かりやすくしてくれた👍刑事さん本人にとっては予測でしかないけど、その予測当たってるよ、スゲーな。金、政治、権力、出自、復讐、希望、そして愛、、。事態は複雑、パズルの完成絵はまだ見えないね。パンドラの箱を開けてしまったかのように、ふと胸を鳴らす、しまったはずの昔の恋。キーポイントだね。「心の傷を抱えているからこそ人間なんだ」くーーっ!たまに入る決め台詞がたまらんのぅ🥲✨クライマックスまで突っ走るぜ🏃‼️★4.5

2022/05/24

chimako

繋がったかに見えた点と点はただの点ではなかった。誰にも言えない秘密が隠れていた。その点を記した2人は再び出会い、想いを確かめ合う。まだ、何か隠れている予感。一馬は何をしたいのか。未央は恋する人が父だと知るときが来るのか。母と圭一の過去をどう消化するのか。圭一の罪は。怒涛の下巻へ。

2015/08/27

miyumiyu

思いがけない展開に、あっという間に読了。柏木も亜木子も未央も切なくて…これからどうなるんだろう。今すぐ下巻へ。

2014/08/27

ユザキ部長

ワールドにグイグイ入ってます。スゴイ!また圧倒的な大自然の北海道って東京との暮らしと対局にあるけど、これだけの長い年月があると、もの凄い距離感だと感じた。下巻が楽しみ!

2014/01/19

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