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恋する創薬研究室 片思い、ウイルス、ときどき密室 (幻冬舎文庫)

恋する創薬研究室 片思い、ウイルス、ときどき密室 (幻冬舎文庫)

恋する創薬研究室 片思い、ウイルス、ときどき密室 (幻冬舎文庫)

作家
喜多喜久
坂本 ヒメミ
出版社
幻冬舎
発売日
2015-05-13
ISBN
9784344423381
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恋する創薬研究室 片思い、ウイルス、ときどき密室 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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ウッディ

ラノベ風の装丁とタイトルで、期待せずに読み始めましたわりに、それなりに面白かった。大学の創薬研究室の修士学生の花奈は、新型インフルエンザウイルスに効く化合物を合成するプロジェクトを進めるが、実験は失敗ばかりで、落ち込む日々。そんな時、恋愛相談室から呼び出しがかかり・・。突然の恋愛相談?とツッコミ所は色々ありましたが、東大薬学部出身の作者らしく、創薬研究プロセスも説得力がありました。また、叙述トリックの回収も含めてラストはすっきりと収まり、コロナで自粛している今だからこそ、前向きになれるストーリーでした。

2020/04/13

takaC

自分の喜多喜久さんとの相性はそれほど悪くはないと思ってるんだけど二重螺旋とコレは例外としちゃおうかな。前に感じたのと一緒で無駄に長過ぎなんだと思う。あと挿絵に重要性を持たせるのもちょっと…

2015/05/16

はる

騙された!こうなるだろうな~って思ってたのと全然違う終わり方でラスト何ページかは何回も読み返してしまったくらいビックリさせられました。でも、読んで行くうちに智輝って結構ひどいやつだな~って思うようになりました。恋愛感情を利用して薬を完成させるなんて許せません。でも、時々みせる相良の花奈への思いみたいなのがいじらしかったな~。智輝への思いは上手くいかなかった花奈だけど、相良となら上手く行くんじゃないかな~(*^▽^*)

2015/12/29

まりも

帝國薬科大学創薬科学科に在籍する花菜が恋も研究もパッとしない理系女子から卒業し、イケメン助教授との恋を成就させようと頑張る話。物語のテンポも良く、最後のどんでん返しに繋げるための仕掛けも中々凝っていて面白かったです。ただ恋愛物語としてみると、最後の結末はちょっと後味が悪いかなぁとも思う。何と言うかイマイチすっきりしないんですよね。登場人物に感情移入しきれなかったのも大きい気がしました。何にせよミステリーとしては十分楽しめたし満足です。次回作も期待してます。

2015/05/16

よっち

大学の創薬科学科に在籍する花奈が、恋愛相談事務局に恋の相談をしたことをきっかけに、恋も研究もパッとしない理系女子を卒業しようと奮闘する物語。不気味な脅迫があったり、恋でも研究でもライバルな結崎さんと勝負することになったり、片想いする助教の智輝さんのためにも頑張る物語なのかと思いながら読んでいたんですが、よくよく考えてみると伏線こそあったものの、思い込みを見事に覆されての予想もしなかった結末には少しばかりビックリ。ただそれぞれが前を向いてリスタートすることを予感させる読後感はとても著者さんらしかったですね。

2015/05/15

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