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あの人が同窓会に来ない理由 (幻冬舎文庫)

あの人が同窓会に来ない理由 (幻冬舎文庫)

あの人が同窓会に来ない理由 (幻冬舎文庫)

作家
はらだみずき
出版社
幻冬舎
発売日
2018-08-03
ISBN
9784344427716
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あの人が同窓会に来ない理由 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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とろこ

同窓会。なんとなく、郷愁を誘う響きを持つ言葉。けれど、出席できない理由がある人以外にも、出席したくない人もいる。そんな、同窓会に出席しない人たちは、今どうしているのか…。主人公は、ひょんなことから同窓会の幹事に指名され、出席率を上げる為、色々と奔走する。この物語は、ほっこりした余韻を残して終わっている。それはそれで良い。ただ、正直なところ、現実では、過去を思い出したくない人や、現在の自分をかつての同級生に見せたくない人もいると思う。あまりにもプライベートに立ち入られるのは、私は嫌だ。

2019/03/09

カブ

中学校の同窓会の幹事になってしまった宏樹。本当は次回は不参加の予定だったのに...。案内を出しても返信すら来なかったり、行方不明の仲間も。担任だった先生は1人でも多くの生徒が集まれることを願っている。人と人の繋がりは単純ではないから、ただ懐かしいだけでは集まらない。ずいぶん会っていない同窓生には、ちょっと人見知りしちゃうかも。

2018/09/19

ベイマックス

前半、読み進みながら、「来ない理由」が犯罪がらみなのか?ミステリー?と思うも、そんなことはなく、でも、だからこそ身近という、そういうこともあるよねっと読めた。大人になって中学時代を振り返ると、もっとうまく出来なかったものかなと思うことが多いこと多いこと。『第二同窓会』の存在も分かるなぁ~。

2020/02/28

ココ(coco)

☆☆☆★タイトルに引き寄せられる様に、手に取って読み始めました。私も、最近中学校のクラス会の幹事をした事もあり、興味があったからです。同窓会に来ない人には、人それぞれの、それなりの理由があるので、こんなにうまく出席人数が増えたりするのは、現実的では無いと踊った。

2018/10/09

Kazuko Ohta

裏表紙には「大人のための青春小説」とあるけれど、イヤミスだったりしてと最後まで疑ってしまう進み方。同窓会の幹事を務めることになった3人。幹事あるある、てんこ盛り。ちょっとお節介が過ぎると思いつつも、いろいろ考える。学生当時ほとんど話したことのなかった同級生と会うと、タメというだけでめっちゃ話ができて、なんだ昔もっと話せばよかったと思うこともしょっちゅうで。いくら案内を送っても無反応の人に、もう連絡するのはやめようかなと思っていたまさに今年、こんなのを読むと、もうちょい続けて送ってみるかと思い直すのでした。

2018/08/08

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