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ウツボカズラの甘い息 (幻冬舎文庫)

ウツボカズラの甘い息 (幻冬舎文庫)

ウツボカズラの甘い息 (幻冬舎文庫)

作家
柚月裕子
出版社
幻冬舎
発売日
2018-10-10
ISBN
9784344428027
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あらすじ

家事と育児に追われる高村文絵はある日、中学時代の同級生、加奈子に再会。彼女から化粧品販売ビジネスに誘われ、大金と生き甲斐を手にしたが、鎌倉で起きた殺人事件の容疑者として突然逮捕されてしまう。無実を訴える文絵だが、鍵を握る加奈子が姿を消し、更に詐欺容疑まで重なって……。全ては文絵の虚言か企み虚言か企みか? 戦慄の犯罪小説。

ウツボカズラの甘い息 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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W-G

移動中に読んだ書店のオススメ。これはどうだろう…一言でまったくヒネリがない。文絵の背景にサプライズがあるにはある。しかしそれは、そういうことでした、というだけの特に何の効果も得られない類のもの。捜査の過程で色々と浮かび上がっても、それが犯人の肉づけになり、社会派として成立しているわけでもなく、また主役刑事が、独特の嗅覚や閃きで真相に肉薄していくわけでもなく、というか、秦の奥さんの設定必要だったか?な思わせぶりなだけの投げっぱなし感がすごい。どの路線に寄せたかったのか焦点がぼやけてしまった感じはすごくある。

2018/11/23

のり

「文絵」の抱える苦しみは、同級生の「加奈子」との出会いで介抱に向かったはずが、更なる悲劇を生むことに…加奈子の手伝いで化粧品セミナー講師を務めていたが、一件の殺人事件を発端に、実に覚えのない災いが次々と降りかかる。完全犯罪を目論む者は、計算高く頭がキレる。地味な捜査をする「秦」と「葉月」は必死に犯人の影を追う。弱者を喰いものにする。卑劣極まる犯行。まさかの展開後に更なる驚き。流石だ。

2019/07/07

JKD

学生時代は華やかでモテモテだった文絵も今では平凡な太った主婦。そんな文絵の心の隙間に忍び寄る元同級生 加奈子。加奈子の巧みな話術にまんまと騙され詐欺に加担していき・・・とまぁタイトルを読めばそれらしい展開だと思ってたのは中盤まで。秦刑事と中川巡査の活躍から事態は急変。真相が明らかになるまでの怒涛のどんでん返しに引き込まれ、後半は一気読みでした。

2018/10/20

荒草ミエル

著者2作目、既定路線から絶対にはずれない安定感がある。はしゃぎ過ぎない、無理しない堅実な作風。ものすごく好きではないけれど、充実した時間つぶしになるエンタメ性は魅力的。前半から中盤までは、事件も小さく、その割に捜査の進捗具合にダレる部分もあったけど、後半のスピード感で一気に面白くなる。内容はほとんどないんだけど、読む物がない、軽い読書を求めている人にお勧めしておこう。ただ、伏線回収にはやり過ぎ感は否めない。無理やりな辻褄合わせに少し冷める。あのクラスの詐欺なら綻びが出ないわけがないよなぁ。

2019/03/19

いたろう

千葉県松戸市に住む主婦、高村文絵は、懸賞で当たって行ったディナーショーの会場で、中学の同級生、杉浦加奈子に再会、加奈子に勧められるまま、化粧品の会員向けセミナーの講師を務めるようになる。一方、鎌倉の貸し別荘で殺人事件が起き、神奈川県警捜査一課のベテラン刑事・秦は、鎌倉署の女性巡査・中川菜月と組んで捜査に当たる。交互に語られるこれら2つの話は、どこでどう繋がるのか。タイトルにある「ウツボカズラ」の意味するところは? 柚月さんの小説は、やはり刑事物ミステリが面白い。秦、中川のコンビが活躍する話をまた読みたい。

2019/03/15

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