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世にも美しき数学者たちの日常 (幻冬舎文庫)

世にも美しき数学者たちの日常 (幻冬舎文庫)

世にも美しき数学者たちの日常 (幻冬舎文庫)

作家
二宮敦人
出版社
幻冬舎
発売日
2021-04-08
ISBN
9784344430778
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世にも美しき数学者たちの日常 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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rosetta

大人になって数学好きになった者からすると高校まで数学として教えられていた教科は計算でしかなかった。現代日本の数学者を訪ねて話を聞く。大学の教授や数学塾の先生や市井の研究者、お笑い芸人。分野も違うし向き合う態度も違う。基本的にみんな数学が大好きな人ばかりだが、ある数学史の研究者は本来数学が持っていた個人的に大切な部分が今の数学にはなくなってしまって冬の時代だという。要するに数学とは特別な事ではなくある種世界を表現する言語であり、ゲームや読書の様に夢中になれる趣味でもある。数学者は趣味を仕事に出来た幸せな人だ

2021/06/06

hnzwd

現役の数学者たちにインタビューした感じの一冊でしょうか。面白い返事の部分を切り取ってるのでしょうが、やはり数学者は偏ってるんだなあと。理系の最先端なのに評価基準が"美しい"っていうのがね。数学者は神様でもいない限り、こんなに綺麗に収まることはない、っていう人が多いのよね。

2021/11/09

寝猫

数式を見て「美しい」と目を輝かせる数学者。楽しく読むことができました。 私には見れない世界を覗いているのだろうなと思うと愛しく羨ましくなります。 画家や音楽家の様に打ち込めるものを見つけられた(囚われた)人達と同じに思えました。 学校では解き方が決まっていて、暗記の様に覚えて解いたけど、違うのだと今更ながら目から鱗が落ちました(笑) 解答もそれが終わりではなくて。色々な解き方があり、美しいソレを見つける事が楽しいのですね? 過去ではなく、現在の数学者の姿を垣間見られて新しい世界が広がりました。

2021/05/12

ayumii

数学者ってどんな人なのかなんて、あまり考えたことがなかった。二宮氏らしい切り口で、とてもほのぼのとした一冊になっている。黒川先生と奥様と娘さんのお話のところがいちばんおもしろかった。

2022/08/10

なみ

数学の仕事に携わる人たちにインタビューをしたノンフィクション。 美しくて壮大な数学の世界が魅力的に描かれています。 数学好きな人はもちろん、数学が苦手な人や嫌いな人も楽しめる一冊です。 千葉先生が面白すぎたのでフォローしてしまいました。

2021/04/13

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