愛する人に。 ~新装版~
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愛する人に。 ~新装版~ / 感想・レビュー
うさうさ
読メでレビューを見て手にとってみた。「愛する」というのは何と覚悟のいることで苦しいものなんだろう。非常に共感できる箇所も多く、広い心で抱きしめてくれてるようだ。時折、読み返したいと思う本がまた増えた。
2017/03/25
紫羊
石井ゆかりさんの文章を、若い頃より好きになったのは何故だろう?言われなくてもわかっています的なピシッとしたことろが、年齢とともに鈍ってきたのかもしれない。自己啓発本の類も、妙に素直に心に落ちる。良いことなのか悪いことなのか、自分でもよくわからないが、とにかく心に響くところが結構あった。
2014/03/31
有機物ちゃん
著者は星占いのコラムやエッセイを書くライター。恋愛相談のメールやお手紙のお返事代わりで恋愛相談でよくある悩みについて語られている。どんな悩みにも否定せず、寄り添い、自分が本当は何に不満を感じているのか、なぜ嫌なのか、ゆったりと深く潜って、気持ちの整理がつくのを待っていてくれる優しさを感じる文章で大きな感情を抱え、迷ったり、動けなくなっている人の心にも受け入れやすいと思う。個人的には哲学的というか概念的というかふわっとした文章でもあるのでわかるような、わからないような…という感想になった箇所もあった。
2023/02/23
おさと
読書会のために再読。先に読んだ半年前には想像もつかなかったであろう未来を、生きている。愛すること、愛する人、その向こうにある自分を、優しく温かく、温泉のようにゆったりと癒してくれる文章。また新たな気づき。それを伝えたい人がいるしあわせ。
2017/02/18
金城 雅大(きんじょう まさひろ)
「愛する」という行為を、恋愛における様々な悩みにこたえる形式で紐解いている。最大の特徴は、著者の優しさ。なんて、なんて優しい言葉を紡ぐんだろうか。基本的に女性向けで著者も女性なので、想定読者である女性に対してとことん甘い。じゃあ相対的に男性にはキツいのかというと、そういうわけでもない。なぜなら、視点の逆転はあり得るから。男女関係なく人間は、男性性と女性性どちらも併せ持つ。10:0はあり得ないのだ。というわけで、男女ともにオススメです。
2016/06/19
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