KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

真書 太閤記 (坂口安吾歴史小説コレクション)

真書 太閤記 (坂口安吾歴史小説コレクション)

真書 太閤記 (坂口安吾歴史小説コレクション)

作家
坂口安吾
七北数人
出版社
春陽堂書店
発売日
2018-12-06
ISBN
9784394903406
amazonで購入する

真書 太閤記 (坂口安吾歴史小説コレクション) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

坂口安吾が歴史を扱った短編を時系列に並べた一冊。古代から幕末まで。既読のものは飛ばして未読のもののみ読んだ。さすが安吾さん、面白い。安吾のものは著作権が切れている為、いろいろバラエティに富んだ編集で出ているが、こんな風にテーマでまとめてもらえる方がありがたい。坂口安吾という人は、おかしな言い方だが、「元祖松本清張」であり「元祖司馬遼太郎」である。鋭い古代の推理も合理的な歴史のヒーローも安吾が先駆けである。小説以外のルポも混じっているが、このルポを読んでからラスト『花咲ける石』を読むと素晴らしい。お薦め。

2019/10/12

ソーダポップ

大ボラを吹き、猛スピードで走り回る秀吉。何者を恐れず豪快に、やりたいことをやりとおす男たち。坂口安吾の真骨頂は、歴史小説にあり。坂口史観を堪能出来る、一冊ですね。

2020/07/11

感想・レビューをもっと見る