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残酷な遊戯・花妖

残酷な遊戯・花妖

残酷な遊戯・花妖

作家
坂口安吾
出版社
春陽堂書店
発売日
2021-02-09
ISBN
9784394903925
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残酷な遊戯・花妖 / 感想・レビュー

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4月から新職場の寺

先日、坂口安吾の未発表小説の原稿が発見された。それがこの『残酷な遊戯』なのだが、実はこの小説は本当は無題なのだ。実は安吾は書き終わってから題を付けるそうで、要するにこの原稿は書きかけ(未完)なのである。そして驚くのは、本書に収録された小説(一部戯曲あり)の全てが未完の、1冊丸ごと書きかけ作品集なのである。ラストが表題作のひとつ『花妖』なのだが、これは青空文庫にも出ていないので、未発表同様に買う価値がある(未完だが)。ただ、ここに収録されている作品はシンクロしており、『花妖』で結実と見れる(未完だが)。

2021/02/12

ハルト

読了:◎ 坂口安吾の未完小説集。「小さな部屋」「山麓」以外は全て未完。そして完成作品と「麓」以外には、『雪子』という妖婦が出てくる。「残酷な遊戯」の、ピストルで妹に殺された姉がすなわち雪子のことである。一人のだらしのない男に惚れてしまい、精神を崩してしまう雪子。そんな雪子の鬼気迫るさまを書いてあるが、未完なので、物語がどのような結末をつけたのかは謎のまま。本書の約半分のページを使う「花妖」もまた雪子が狂気を匂わせながら、愛に彷徨している。完成作が読みたかったな。

2021/03/28

chuji

久喜市立中央図書館の本。2021年2月初版。坂口安吾の新発見原稿「残酷な遊戯」(原稿にはタイトルが付いておらず、出版に際して便宜上付けた仮題)と『坂口安吾全集』収録作の作品集。オイラは「堕落論」と「不連続殺人事件」は読了済み。文学的価値は有るのでしょうが、今一でした。

2021/04/14

水生

作品がいくつか収録されてるが名前が同じ人物がまたがって出てくるし話もどこか似ていて関連を感じさせるものとなっている。そのせいか通して読むと何か不思議な気分になってくるが話ごとの違いを味わうのも中々味わい深い。仕方のないこととはいえ未完の話は読み終わったあと少し寂しい。

2021/03/13

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