大人処女ーー彼女たちの選択には理由がある (祥伝社新書 685)
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大人処女ーー彼女たちの選択には理由がある (祥伝社新書 685) / 感想・レビュー
チサエ
読んでいてすごく頷ける部分も多くありつつ、逆にそれはどうなのというところや、家田さんの先入観に「んん?」と感じるところもちらほら。共感したのはこちら(本文より)→「彼氏がいたらいたでいいなと思う時もたくさんあるんですよ。でも、いないからといって、私、自分が不幸だとかまったく思ってないんです。いなくても楽しいから『勝手に不幸扱いせんといてくれる?』っていうのがあるんです」
2023/08/16
晴柊のばあば
家田さんの講演会があるので手に取った。子どもの頃の大人の言葉でできない、一人の男性を引きずっている、必要ないと思っている、9人の女性たちを取材。世の中に、恋愛、結婚なしでのロールモデルがいない。アロマンティック、アセクシャルのぽにおさんの「『パートナーに幸せにしてもらいたい』という思いが『パートナーがいないことは幸せじゃない』という考えに凝り固まるのが怖い」という言葉が印象に残った。
2023/10/11
おさと
著者の「こうであるはず」みたいな価値観が押し出されてて、なんだかもったいなかった。
2023/09/11
ずー
最後の章でアロマンティック・アセクシャル当事者への配慮らしきものは一応見せているが、全体的に筆者が「正常な人間は異性に性的欲求を抱くのが普通」という強固な先入観を持ってる感じがイライラした
2024/01/22
トト
インタビューされた9人の女性は、男性とのセックスが上手くできない人たち、しないことを選んだ人たち。メンタル面、フィジカル面によるもの、嗜好やコンプレックス、トラウマ、好み、価値観、色んな理由の結果としてある今の彼女たち。 性欲があり、異性と恋愛して結婚して出産、家族を持つということが標準とされ、そこからズレると、何らかの問題があるとされる世の中。セックスをしないという選択に、理由が無くてもいいんじゃないかと思いつつ、やっぱり理由を知りたくなるんだろうな・・・。
2023/11/10
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