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いつか終わる曲 (祥伝社文庫)

いつか終わる曲 (祥伝社文庫)

いつか終わる曲 (祥伝社文庫)

作家
加藤千恵
出版社
祥伝社
発売日
2016-07-13
ISBN
9784396342265
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いつか終わる曲 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー

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❁かな❁

記憶と音楽はとても結びついていて街中で想い出の曲を耳にすると一瞬で記憶が蘇る。1曲につき3人の視点で綴られる。15曲のうち曲をちゃんと知っているのは5曲だけだったので検索しながら読んだ。有名なアーティストが多く12アーティストは知っていた。印象に残ったお話はmiwaの「ヒカリへ」岡村靖幸「彼氏になって優しくなって」くるりの「ワンダーフォーゲル」フィッシュマンズの「チャンス」back numberの「stay with me」。他にフジファブリック、スピッツ、aikoなど。懐かしく切ない気持ちになった。

2020/04/14

優希

あまり楽しめなかったというのが本音です。様々な曲に対する3人の視点での想いは興味深いものがありましたが。同じ曲でも受け取り方によって色々な見方ができるんだということを気付かされましたしね。ただ、知っている曲が小沢健二の『僕らが旅に出る理由』だけだったので、イマイチこうピンとこなかったという感じです。

2017/07/12

ゆかーん

歌詞とともに紡ぐ、切ない恋やすれ違いの想いが収められた、ショートストーリー集。著者の加藤さんが私と同年代なので、選ぶ曲や歌手が懐かしいものばかりでした。サンボマスターやスピッツ、チャットモンチーなど、その当時を思い出す楽曲ばかりです(笑)10代、20代に感じていた、素直で純粋で脆くて壊れそうな気持ちや、30代の将来のことや結婚の悩みなど、懐かしさとほろ苦さを沢山感じる作品ばかりでした。小説と歌詞のコラボも意外と面白いなと感じました。

2017/04/12

思い出の曲にまつわる青春短編小説集という感じです。登場人物が若いのであまり共感するところはなかったけど学生さんなら好きな感じだと思います。加藤さんの文章は相変わらず癖がなくて読みやすかったです。

2016/09/22

面白かったです。同じ曲を聴き、誰かを思う。切ない恋たちでした。一曲につき、みっつの連作短編集みたいな形式が、あるものごとを様々な視点からみられるので良かったです。出てきた曲はほとんど知らない曲ばかりだったのでちょっと気になります。わたしがあの頃聴いていた曲って…と考えると、Coccoさんと90年代V系でした。今でも、聴くとあの頃思っていた事が蘇るので、この本ほどドラマチックではないですがわかるなぁと思いました。普遍的なのかもしれません、こういう気持ちって。

2016/10/14

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