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東家の四兄弟

東家の四兄弟

東家の四兄弟

作家
瀧羽麻子
出版社
祥伝社
発売日
2023-10-12
ISBN
9784396636531
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東家の四兄弟 / 感想・レビュー

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machi☺︎︎゛

東家の四兄弟+父母の家族の話。それぞれが違う仕事を持ち違う環境で生きている。長男だけ家を出ているが他の5人はひとつ屋根の下で暮らしながらいい距離を保ち仲良くしている様子が良かった。だけど成人が5人もいたらそれぞれの思いも違ったりもして上手くいかない事もある。特に父親と次男が占い師と少し変わった職業だからその為に嫌な思いをしてしまう家族もいるわけで。小説版「家着いて行っていいですか」を読んでいる気持ちだった。

2024/04/09

☆よいこ

水10ホームドラマでありそう▽父は占い《東泉堂》を営む占い師、母は有能な保険外交員。次男は父のあとを継ぎ修行中の真面目な占い師の真次郎、三男は工場勤務に満足している引きこもり体質イケメンの優三郎、四男はチャラ大学生の恭四郎。東家(あずまけ)は五人暮らしで、長男の朔太郎は九州の大学生で研究職についている▽仲が良くそれぞれに自立している兄弟たちにも悩みは尽きない。仕事のこと、人間関係のこと、恋愛問題、イジメトラウマ…でも、拗らすこと無く素直に話ができる東家はいいなと思えました。2023.10刊

2024/01/17

みかん🍊

九州の大学で一人研究を続ける長男、父の跡継ぎ占い師をする真面目な次男、顔が綺麗過ぎ繊細ゆえ周りと上手くやれない会社員の三男、愛されキャラで自由な大学生の四男、タイプが違う四兄弟と占い師の父、会社員の母の東家では特に仲良しでもなく歪み合っているわけでもなくそれぞれが悩みや家族に対する思いを抱え生きている、何処の家でも家族だからといって何でも分かっているわけでも悩みを打ち明ける訳でもない、それでもたまに助け合ったり話たり意外な事実を知ったりしながら毎日が続いていく、それぞれのキャラも良く優しい作品だった。

2023/11/29

Ikutan

東家の父親は占い師。母親は保険会社の外交員。跡継ぎは次男の真次郎で、父親が営む占い店『東泉堂』で働く。三男の優三郎は会社勤め。イケメンだが、繊細で虚弱。仕事は倉庫内軽作業。四男の恭四郎は大学生。クレープ店でバイト。年の離れた長男の朔太郎はちょっと遅れて登場。早くに家を出て九州で苔の研究に勤しむ。そんなちょっと変わった東家の面々の日々。いやぁ、占いって、あんまり興味がなかったけれど、古来から受け継がれてきただけあって、奥が深いんですね。大きな事件はないけれど、さらっと読めて、それぞれの心の動きが楽しい一冊。

2023/12/29

http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-2d0c2d.html それぞれ個性的な4兄弟の暮らしぶりと、その父母の物語です。特にお母さんが、キリッとしていて好きです。

2024/01/12

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