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密告はうたう

密告はうたう

密告はうたう

作家
伊兼源太郎
出版社
実業之日本社
発売日
2017-03-17
ISBN
9784408537023
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密告はうたう / 感想・レビュー

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さっこ

読み応えのある作品でした。捜査一課時代、捜査中に部下を亡くし、人事一課へ異動になった佐良。行確を命ぜられた監察対象は当時の部下の皆口菜子だった。過去の部下が殉職した未解決の事件を絡ませながら、監察としての生き方を貫いていく。真相の糸口が見えてからの怒涛の展開はとても面白かったです。第2弾も出ているようなので読みたい。

2021/02/06

ゆみねこ

捜査中に後輩刑事を殺害された佐良は、異動で警察の警察と呼ばれる人事一課で監察業務へ。一通のタレコミ文書から殺害された刑事の婚約者だった皆口を内偵することに。誰が捜査情報を漏洩していたのか、公安やら出世のために手段を選ばない輩など、緊迫した場面も多くて一気に読み込みました。これは続編ありそうですね。楽しみに待ちたいです。

2017/04/26

パトラッシュ

警察小説は数多いが、仲間の警察官を探る監察官が主役の作品は初めて。刑事としての誇りを持って働いてきた佐良は失策で部下を失い、思ってもいなかった監察官に異動した設定が面白い。上司や同僚、元部下らもみな警察組織で受けた傷を抱えており、痛みに耐えながら警察官としてのプライドを守ろうと努めている。命じられた監察業務で部下が死んだ事件絡みで疼きだした古傷の痛みが、行動確認の連続で地味な展開の物語に緊張感を与えている。そんな面々の思惑を聴き続けた佐良が真実をうたう声を聴き分けた結末は、警察官としての成長小説といえる。

2021/02/23

きさらぎ

行動や情景が細かい割に主人公の人となりが見えてこない。よく言えば丁寧、悪く言うと無意味な描写が多い気がする。リズムのいい文体だけどまったく頭に入ってこない。監察は警官が警官の身辺調査をするわけだから、そりゃ嫌われるよね。登場人物は刑事または元刑事で、名前がまったく覚えられずに苦労した。

2017/11/18

むつこ

あー、難しい。何が?って、頭が優秀で人の裏ばかり探るような複雑さに、あれ?読み落としてるのかな?と何度も前のページに戻ることが多く、面白いけどややこしいミステリーだ。捜査1課から人事1課(監察)に配属されていた主人公が親しくしていた同警官である皆口菜子の行確(行動確認)を始める。警官が警官を捜査するみんなが嫌がる職務と真冬の張り込みの寒さに孤独感が増すようだった。2転3転する真相にドキドキして最後まで飽きさせないがもう少しソフトな感じにしなきゃ読者は増えないだろうな、もったいない。

2021/02/11

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