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続・大阪古地図むかし案内―明治~昭和初期編

続・大阪古地図むかし案内―明治~昭和初期編

続・大阪古地図むかし案内―明治~昭和初期編

作家
本渡章
出版社
創元社
発売日
2011-06-09
ISBN
9784422250601
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続・大阪古地図むかし案内―明治~昭和初期編 / 感想・レビュー

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saladin

今現在の興味の対象である、明治から昭和初期の近代古地図を材に取っている。当時の大阪の暮らしを知るにはこれも有効かと。市街図、鉄道路線図、パノラマ図、観光案内図など詳細に見れば色々と発見がありそう。著者の読み解きも勉強になる。実際に地図を手に取ってみたくなったな。

2024/04/14

狐狸窟彦兵衛

「古地図」というには新しい、明治から昭和の初めの地図を元に大阪の歴史を振り返っています。人力車の時代と市電の時代のあいまに「巡航船」が活躍した時期があった。市電を通すことを難波橋筋の住民が反対したので、市電を通すために現在の難波橋は堺筋に架け替えられた。大阪の中心は四ツ橋だった。……へぇ。そうやったんやの連続です。100年の歳月の変遷の大きさに驚かされました。

2016/03/10

Osamu Imabeppu

明治あたりの大阪の古地図を基に大阪散歩するのはとっても楽しいね。松島、飛田はもちろん、大大阪、グレート大阪の謎が古地図から見えて来るよ。

わ!

「大阪古地図むかし案内」が江戸時代の古地図を主軸に話が繰り広げられたのに対して、この「続~」は、明治・大正の地図を主軸に話が進む。実は時代の地図になると、現代の地図に近くなってしまうから、あまり面白そうには思わない。ただし!地図と云うものは、正確さだけを追記すれば見やすいと云うものではないのだ。だから地図としての面白味は少なくなるのだが、当然リアルな地図はそれだけに街の歴史を語ってくれる。駅が移動したり、空き地がなくなったり…それを語ってくれるのが古地図なのである。

2014/09/24

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