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それぞれの東京―昭和の町に生きた作家たち

それぞれの東京―昭和の町に生きた作家たち

それぞれの東京―昭和の町に生きた作家たち

作家
川本三郎
出版社
淡交社
発売日
2010-12-21
ISBN
9784473036797
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それぞれの東京―昭和の町に生きた作家たち / 感想・レビュー

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るい

ほぉ~ これはすごいわ。出会えてよかった、このページをめくることができてよかったとしか感想が出てこない。 古本の匂いがとても苦手なのに途中から夢中でそんなこと忘れていた。それぞれのエピソードとたくさんの写真が心を小旅行へと誘う。

2020/11/27

Tadashi_N

ゆかりを考えながら街を歩くと、また違った感じを持つ。

2021/05/28

Inzaghico

相変わらずの川本節。下町と山の手という昔からの地域に多くのページを割くが、山手線の西にも目配りしている。 永井龍男の神田猿楽町近辺の話は、わたし自身この地やその周辺に長く縁があることもあり、興味深い。この項で紹介されている神田教会と猿楽町の元交番は、先日ふらふらと歩いているときに初めて発見した。 環境がひとをつくる部分は大きい。下町、山の手、郊外だと遊びや育ち方が大きく違ってくる。それが個性になって面白くもあるのだが。

2017/11/28

梅薫庵

作家、評論家、学者、女優、画家、写真家などが残した文章を通し、「(その近郊も含めた)昭和の東京」にスポットをあてて、その移り変わりを解きほぐしていく。収録された人物の中には、池波正太郎や山口瞳、向田邦子、水上勉など著名人も収録されているが、 それぞれの文章は、相変わらずの「川本三郎」調で、声高に東京を意識させるのではなく、遠くから自然に眺めたその文章には、いつもながらこの人の優しさがにじみ出ている。何かにつけ「江戸だ、東京だ」とウンチクを語りたがる似非東京人に読ませたいエッセイ集。

2010/12/26

Gen Kato

「作家」の範囲がかなり広いので、そのぶん広がりもあります。写真と文章で主張が違う感じもおもしろい。成瀬巳喜男の章に出てくる土地(および廃校になった小学校)出身者としては個人的にも思い入れが深まります。

2016/02/09

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