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やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

作家
アンジェラ・ダックワース
神崎朗子
出版社
ダイヤモンド社
発売日
2016-09-09
ISBN
9784478064801
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やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける / 感想・レビュー

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徒花

「どうすればやり抜く力(グリット)が身につくのか?」というよりも、「いかに人生で成功を勝ちとるにはグリットが大切か」という部分に重点が置かれていて、「で、具体的にはどうすればいいの?」という部分には余り対応していない。また、翻訳されたビジネス書にはよくありがちだが、ダラダラとしたあまり意味のない例文が続いて、読んでいると結局この章では何が言いたかったのかがよくわからなくなる。帯で煽るほど確立されたメソッドはかかれていないので、読み物として読んだほうがいいかもしれない。

2017/05/10

R

天才や、成功者と呼ばれる人に共通するGRITと呼ばれる資質について、その効用と伸ばし方を懇切丁寧に解説した、柔らかめの論文といった本でした。著者の研究成果をわかりやすくまとめているものなので、理解はきわめてスムーズで面白かった。挫折とそれを乗り越えたという経験がスパイスになる、これによって粘り強く取り組む強い精神が宿るというのが肝でした。努力し続けるのも才能と、揶揄するように言われることがあるけども、これは鍛えられる、習慣付けられるという実証を集めていて励まされる内容でした。私もやれるはずだ。

2017/02/23

Willie the Wildcat

自身で育む根底の哲学。環境と経験が、主栄養素となる4ステップ。過程の納得感、腹落ちが粘りに繋がる。周囲のロールモデルも影響大。中でもNFL好きの私は、ヤング氏の事例が印象的。本誌には記載されていない弁護士資格を活かした人生設計など、GRITを体現した背景に父親の教え。結局、言動の理由・目的を具現化することで目標の追求。夢を目標とする原動力が、GRITとも言える。不遇を如何に将来の糧に置き換えるか。子育てにも繋がる件もあり、自身の親業を振り返りにも有用かもしれない。

2017/03/21

ひろき@巨人の肩

GRIDとはGuts(闘志)・Regilience(粘り強さ)・Initiative(自発)・Tenacity(執念)の頭文字をとった言葉。「やり抜く力」という邦訳が秀逸。人生の成功を「目標の達成」とおいた際に、GRIDがなぜ重要か、やり抜くこととはどういうことか、が論理的に説かれており、心に刺さる名言にも沢山出会えた。成功の方程式は、「才能×努力=スキル, スキル×努力=達成」と努力が二重に影響する。興味を結びつける、意図的な練習をする、目的を見出す、楽観的に考える、が努力を続ける要素。

2023/07/02

KAKAPO

6/8まで読み進めていた『アイデアのちから』を置いて、『GRIT(やり抜く力)』を先に読み終えてしまった…それは、私のGRITが不足しているためかもしれないが、この『GRIT』には、多くの自己啓発書が証明できなかった「人生でなにを成し遂げるられるかは、粘り強さで決まる」という言葉の意味を腑に落とすための「根拠」が繰り返し(諦めず)述べられており、この本こそが、正にGRITの塊である。そして、共感せざるを得ないことは「成功するためには、屋台骨となるビジョンを確立することこそ、もっとも重要である」ということ…

2017/10/09

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