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永遠の少年―――ジャッキー・チェン自伝

永遠の少年―――ジャッキー・チェン自伝

永遠の少年―――ジャッキー・チェン自伝

作家
ジャッキー・チェン
朱墨
鄭重
出版社
ダイヤモンド社
発売日
2016-01-16
ISBN
9784478068281
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永遠の少年―――ジャッキー・チェン自伝 / 感想・レビュー

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白義

「凄い、ジャッキー・チェンは本当にジャッキー・チェンだったんだ!」そんな声が思わず出てくる一冊。もちろん、映画に出てくる模範的ヒーローのジャッキーと実際のジャッキーの性格は全く違う。若き日の四方八方調子に乗った振る舞いなんてチンピラそのものだ。なのにそのチンピラっぷりは、どこか悪ガキがそのまま大人になってすねたり調子に乗ったりしてる雰囲気で、しかもその少年らしさが今の慈善活動にも精力的なジャッキー、そして映画の中のジャッキーとそのまま繋がり確かに重なっている。彼の人生自体が一つの長大なジャッキー映画なのだ

2018/02/04

fritzng4

毀誉褒貶ある人だが、少年期から青年期まで普通にドン引きするようなエピソード(テレサ・テンや奥さんに対して)もあったりして、いくら「今は反省している」と言われても善人話も眉唾ものとして捉えたくなってしまう。それはさておきデビュー当時からの撮影裏話や苦労話は興味深い。映画製作が大好きなのだろうが、他人の映画への言及は多くはなく、日常的に他人の映画を見て研究しているのかはよくわからない。スピルバーグにスタントの極意を聞かれたときの回答が奮っている。「ローリング、アクション、ジャンプ、カット、ホスピタル」。

2023/05/07

makimakimasa

中学生の頃に読んだ『I AM JACKIE CHAN』と違い、こちらは時系列でなくカテゴリー別に小話が連続する構成。戯劇学院時代の話も少なめで、ユン・ピョウやサモ・ハンはあまり登場しない。今はそれ程ファンではないので冷めた視点で読んだ。本人も認める通りの馬鹿で幼稚で成金で女好きな、題名通りの所行の数々。結婚後も気にかけていた純情な初恋相手の話の直後に、同時進行で通っていた遊郭の娘の思い出を語り、テレサ・テンに対する酷い仕打ちを後悔する。性格は、常に大勢でご飯を食べるのが好きで、説教臭くお節介で騙され易い。

2019/09/12

シン

〈アクションはあるが残忍ではない、笑いはあるが下品ではない〉なるほど。

2016/03/31

田中峰和

「燃えよドラゴン」のワンシーンにエキストラで出演していたジャッキー。敵の基地に潜入したブルースがやっつける相手がジャッキーだった。ブルース・リーが世界制覇目前に夭逝したあと、コメディ主体となった香港映画界に登場したのがジャッキー。コメディ要素の強い明るいキャラに加え、身体を張ったアクションで一躍スターに躍り出て、ハリウッドスターにまで登りつめた半生が語られる。カンフーで鍛えた実力は確かなのか、若いころの地元の不良たちとの武勇伝も披露。在りし日のテレサ・テンとのデートの思い出などファンならずとも楽しめる。

2016/03/24

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