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ザ・プロフェッショナル

ザ・プロフェッショナル

ザ・プロフェッショナル

作家
大前研一
出版社
ダイヤモンド社
発売日
2005-09-30
ISBN
9784478375013
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ザ・プロフェッショナル / 感想・レビュー

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まめタンク

これはハウツー本では無い。大前研一氏が次世代を担うビジネスマンへのラブレターである。「プロフェッショナルは感情をコントロールし、理性で行動する人です。専門性の高い知識とスキル、高い倫理観はもとより、例外な顧客第一主義、あくなき好奇心し向上心、そして厳格な規律。これらをもれなく兼ね備えた人材を、私はプロフェッショナルと呼びたい」とあるように、次世代を生きるビジネスマンへの処方箋を教えてくれる。資本主義は変化し、「サイバー経済」「ボーダレスワールド」「マルチプル経済」の普及により、時代は激変している。

2011/04/05

手押し戦車

ニュートン的な時代は頭がいいのは100点を取ってミスを犯さない事だとするとダーウィン的な時代は頭がいいのは新しい土俵を作り事が出来る事を意味する。スキーに挑戦しなければ雪山で転ぶことはない。成功するには失敗は避けて通れない。真面目、やんちゃ、着実に仕事をこなす、突拍子も無い事を思いつく人達の集団は振れ幅が大きく環境が変わっても生き残る。2アウト満塁9回裏1点差打席は投手代打一回もヒットを打った事が無い選手をどの様に声をかけるかで真のプロが問われる。プロとはお互い失敗を許容し勇気を持って実践し合う仲間

2014/08/12

しんい

第4章までは2020年現在では過去の話が多い(大前さんは先を読んでいるな、という確認ができる部分はあるものの)。第5章「矛盾に適応する力」は普遍性があり、まさにコロナ禍でいろいろと強制的にかわっていくいま、参考になる。

2020/12/13

shinko0925

10年以上前に読んだときは、あまりピンと来ませんでした。今あらためて読んでみて、危機感しかありません(泣)。高い専門性と倫理観、顧客第一主義、厳格な規律…。ザ・プロフェッショナルへの道は、遥かに、遥かに遠い、、、その事実を認識したことで、遅ればせながらようやくスタートラインに立てたのかもしれません。

2021/01/07

ゆうし

この本は5章に渡ってプロフェッショナルの心構えが展開されている。 印象に残った箇所をいくつか。 ・ビジネスにおけるプロフェッショナルは己の技量を一生かけて磨き続けてしまう人であり、それを楽しめる人。→稲盛和夫氏や松下幸之助氏と似たような概念を持っている。 ・「見えないものを見る力」→時代の流れ、会社の事業の本質は?果たしてそれがいいことなのかといった常識を疑って、既存の知識を捨てる。これを「アンラーン」と表現しているのだが、トップに登りつめるには割り切ることも必要だというのを学んだ。

2019/10/23

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