インナーマザー ~あなたを責めつづける心の中の「お母さん」~ (だいわ文庫)
インナーマザー ~あなたを責めつづける心の中の「お母さん」~ (だいわ文庫) / 感想・レビュー
K K
良かったです。わたしの今迄の息苦しさから少し解放されました。斎藤学さんは相当頭の良い方ですね。日本はこの問題に悩んでる方多いと思う。特に優等生タイプでダメンズに引っかかる女性。少しでも多くの方が救われるといいです。
2016/05/17
くろまによん
とても興味深く読めた。これまで「家庭」「家族」について蓄えてきた知識を補強してくれる本だ。親からの「条件付きの愛」が子どもを縛る、機能不全の家庭で育った子どもは、自分で作る家庭を機能不全にしがち……など。親になる前に読めてよかった。うすうす分かっていたことではあるが、明文化されるとより強く認識できる。子どもは不健全な育てられ方をすると、一生を台無しにされてしまうものだ。気をつけねば。
2014/02/26
るうるう
なぜ過去から抜けられず、何年も何十年も同じ生きづらさを引きずるのか。それは自分の中に”インナーマザー”を作ってしまったから。心の中に巣くう”母親”は一瞬たりとも休まずに、”私”を検閲し批判し、罪悪感をたきつける。そんな硬直した状況から脱する方法を具体的に指導している。ある程度自分の置かれた状況を理解した段階で読むと、役立つと思った。ただ筆者は「お母さん」の役割を強調する分、相対的に「お父さん」の罪を軽く見せているように思う。その点、海外の本は、性別を偏重しすぎない見方をとるところが、賛同できる。
2012/09/04
Jas
良き。斉藤先生の本は、心が楽になります。
2024/02/10
ゆき
リアルな母親がどうだったというよりも、私の中で幻想のようにまとっている母親像には、こんな一面があるのかもしれない。
2019/01/09
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