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宇宙も終わる―ここまで分かったヒトと宇宙の未来

宇宙も終わる―ここまで分かったヒトと宇宙の未来

宇宙も終わる―ここまで分かったヒトと宇宙の未来

作家
竹内均
出版社
大和書房
発売日
1995-01-01
ISBN
9784479390343
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宇宙も終わる―ここまで分かったヒトと宇宙の未来 / 感想・レビュー

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SOHSA

宇宙の始まりと終わりは科学的命題でもあり、哲学的命題でもある。そしてその方法が思考実験となる時、両者の境界は非常に微妙なものとなる。宇宙に始まりがあり、そして終わりがあることは、哲学上の存在論や時間論の考察において少なからぬ影響を与える。すべてに始まりがあり、終わりがあること、世界のはじめは光であったこと、時間も空間も絶対的なものではないこと、等々。これだけを聞いていると、科学というよりも、哲学とか宗教の話のように聞こえる。いずれにせよ、直接的な実験観測の余地を許さない宇宙そのものを対象と (→)

2013/10/03

ゆうじぃ

物理学と哲学と、両者をともに扱うテーマだった。著者の学者、研究者としての姿勢がよく示されていて、尊敬すべき人と思える。引用しているカール・ヒルティの「幸福論」の一節、「何より肝心なのは、思い切ってやり始めることである。…ところが、ある人たちは始めるのにいつも何かが足りなくて、ただ準備ばかりしている。その後ろには、彼らの怠惰が隠されているのである。」は的を得ている言葉だね。いろいろ思い浮かぶことがたくさんある。

2019/05/19

よし

25年ぶり、再読本。やっぱり宇宙論は面白い。現実から離れ、気分もちょっと壮大になる。「ハッブルの膨張する宇宙」「アインシュタインの神はサイコロを振らない・・不確定性原理・量子力学」「宇宙は無から始まった」「宇宙の果ては? 始まりは? 終わりは?」くめどもつきぬ不思議さに、ただただ漂っていく快感!

2020/04/23

つぶあん派

どこかで宇宙を永遠のものだと考えていた。だからまずタイトルを見て衝撃を受けた。宇宙の終わりと始まりについて、分かりやすく書かれてあり、全く理系のことに関しては知識もないのだけれど、それでも読めた。宇宙がやがて収縮するという話は、読んでいて恐ろしく感じられた。他にも時間や地球の話など、読んでいて面白いことが書かれてある。

2011/07/16

telephone

難しいところもあったが、相対性理論の説明とかは、今まで読んだ本の中では、一番わかりやすく、少し理解できた気がした。

2015/03/01

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