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青空人生相談所 (ちくま文庫 は 6-1)

青空人生相談所 (ちくま文庫 は 6-1)

青空人生相談所 (ちくま文庫 は 6-1)

作家
橋本治
出版社
筑摩書房
発売日
1987-12-01
ISBN
9784480021878
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青空人生相談所 (ちくま文庫 は 6-1) / 感想・レビュー

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くさてる

ぼちぼち橋本治の再読を始めようと思って、真っ先に手に取ったのがこれだった。人生相談には、答えるほうの人間性が現れる。橋本治の回答は、とても真摯で、甘えを許さず、やさしくて、楽しくて、正しい。正直言って、現代の目で読めば炎上しかねない厳しさと乱暴さもある。通じない冗談もある。でも、ひとが本気で悩んでいる時には、回答者もまた本気で応じるしかない、と橋本治が腹をくくっていることも伝わるのだ。ほんとうにすごい本。10代で読めてよかったと思う。

2019/02/09

朝日堂

こんなことを言ってしまうと元も子もないが、学生たちの悩みに答える筆者の言葉がおもしろくない。学生たちの悩みのレベルが低いのもわかるが、バカ呼ばわりして目くじらを立てるほど筆者は達観しているのか?巻末で「文章書いてる時なんか平気でお釈迦様になれちゃうけど、それやめちゃったら、ただの孫悟空でしょ、自分は」と書いているのだから達観しているのだろう。同じ人生相談モノならば、開高健『風に訊け』や田村隆一『ぼくの人生案内』村上春樹『村上さんに聞いてみようシリーズ』深沢七郎『人間滅亡的人生案内』の方が私には良薬である。

2013/07/22

あや

【図書館】私が生まれる前に出版された本。変わるものもあれば、変わらないものもある。

2015/11/05

日々珠

卒業した名物先輩と差し向かいで飲んだような本。絶好調の名調子、惚れ惚れするような本。どうしてそこまで分かるんですか!橋本治先生!そんな世界、知りませんでした!

2012/01/12

てらこ

発行は1980年代。橋本節が冴えわたる、今の時代には過激すぎる回答の数々。怖いもの見たさで自分も相談してみたいな〜と思いますが、もう叶わないのが残念です。本書には、年代に関わらず自分にも重なるお悩みがちらほら。数年後に読んだらまた違う相談者に共感できそうです。

2021/01/30

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