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ニッポニア・ニッポン (ちくま文庫 す 2-4)

ニッポニア・ニッポン (ちくま文庫 す 2-4)

ニッポニア・ニッポン (ちくま文庫 す 2-4)

作家
杉浦日向子
出版社
筑摩書房
発売日
1991-07-01
ISBN
9784480025401
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ニッポニア・ニッポン (ちくま文庫 す 2-4) / 感想・レビュー

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kinupon

舞台は江戸で、情緒たっぷりと描けていますが、現代にも通じるころも沢山あります。

2017/08/14

小梅

杉浦日向子さんの絵はやっぱり優しいなぁ〜大好きです。

2014/05/06

キジネコ

江戸という時代を この人は 独特の表現で教えてくれる。当たり前の事だけど この国には 時代時代に 人がいて 暮らしがあり 生活があった。それを 今を生きる私達が どの様に 肌で感じることが 出来るか? 知識と情報ではなく、体温・匂い立つ体臭 光の眩しさや 果てしない闇の深さや 交わされる視線の意味を 肌で実感することの新鮮な喜びを 杉浦日向子という人は 味合わせtれてくれる。進化の先端に生きる私達の日常を満たす便利と不満の相貌を不図思う時 江戸という時代の文化や 人心の大らかな一面が羨ましく思えてくる。

2018/05/03

こばまり

おっとりしていて、でも時代の急流はすぐそこまで来ていて。これまで氏のエッセイは多く手に取ってきたが、何故か未読であった。今後何度も読み返すだろう。中島梓氏の解説が言い得て妙。

2024/02/26

かっぱ

【図書館】巻頭を飾る「殺生」は血が赤で刷られていてハッとする。白黒世界に突如として現れた色彩に驚く。「鏡斎まいる」のみ「YASUJI東京」にも収録されていたので既読でしたが、秀作ぞろい。「前夜」で留学する友と夜桜の下、河原で話していると、屋形船から聴こえてきた唄に会話を止めて耳を傾ける場面がなんともいい感じ。解説の中島梓さんの「彼女(日向子さん)は亡霊とともにある『昨日の巫女』である」に納得。林丈二さんの解説もあり、こちらは「路上観察学会」での日向子さんエピソード。

2017/01/29

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