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野を駆ける光 (ちくま文庫 む 7-1)

野を駆ける光 (ちくま文庫 む 7-1)

野を駆ける光 (ちくま文庫 む 7-1)

作家
虫明亜呂無
玉木正之
出版社
筑摩書房
発売日
1996-03-01
ISBN
9784480031624
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野を駆ける光 (ちくま文庫 む 7-1) / 感想・レビュー

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ソングライン

緻密な能力の評価、レース展開を推理し、パドックで馬の状態を確認後、馬券を購入する。いくら好きな馬でも勝利の確信がなければ馬券はかわない。科学的でスポーツとしての競馬を楽しむ作者の競馬エッセイです。途中挿入される陸上選手人見絹枝の短い人生とプラハでの名声に驚きます。最後に人情馬券に自身をだぶらせる正反対の競馬観を持つ寺山修司との対談も読みごたえがあります。

2021/11/16

しんこい

競馬エッセイと言いつつ馬やレースのことを描くより競馬場の風景や雰囲気を描いて散文詩みたいな趣もあり。シンザンが走っているのは50年近くも昔といえば、競馬はギャンブルで親父の世界だったのでしょうが、逆にこういう作品を描く場があったのが不思議。

2013/11/17

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