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思いつきで世界は進む (ちくま新書)

思いつきで世界は進む (ちくま新書)

思いつきで世界は進む (ちくま新書)

作家
橋本治
出版社
筑摩書房
発売日
2019-02-06
ISBN
9784480071965
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あらすじ

「あんな時代もあったよね」と懐かしんで振り返ることができないここ数年の怒濤の展開。国会でも巷でも、まともな議論はなりたたないし、小難しいことを言われると、言ってくる相手に怒りを覚えるような輩だらけ。さらには、世界も日本も、バカが偉くなってしまい、それに疑問をもつことにも麻痺しちゃっている今日この頃。そんな世の中に起きた日常の変化から世界的な事象までを見渡した時評集。

思いつきで世界は進む (ちくま新書) / 感想・レビュー

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starbro

橋本 治は、永年に渡って新作をコンスタントに読んでいた作家です。 著者の時事エッセイ、基本的な考え方が似ているので、愉しく読めました。 ユーチューブに削除要請をしている?、安倍首相のゴルフ事件の動画は現在確認出来ました(笑) https://www.youtube.com/watch?v=qNs12SdkMK0 本書が遺作となるのでしょうか? 改めて著者の著作および活動、功績に敬意を表するとともに、衷心よりお悔やみを申し上げます。

2019/03/10

佐島楓@勉強中

幼児化するひとびとと劣化する政治、責任を取りたがらない指導者で成立する国々。こういうふうに厳しい言葉で違和感や不快感を一刀両断するかたがどんどん少なくなっていってしまってはいけないのだと思う。

2019/02/13

さぜん

平成の時代の終わりと共に逝ってしまった。次の時代も辛口で評して欲しかった。橋本さんに言われてああそうか考えなきゃと思って生きてきた。無知でバカな私は叱咤されなきゃ流されてしまうのだ。「人が死ぬこと」で人は時代の終わりを感じ取って死んでいくと書いている。橋本さんは敏感で頭の良い人だから実行しちゃったんだな。1人の作家が亡くなってこれほど寂しさを感じたことはない。「遠い地平を俯瞰的に眺めて、想像力だけを地に下して現実を低く見る」を忘れずにいきたい。

2019/03/14

garth

読んでいると厭世感のようなものを感じてしまって、もちろん人は年をとると厭世的になりやすいものだし、病気もあったろうし、それはそうなのだろうけど、でもやっぱり橋本治のような人でもその罠からは逃れられないのだろうか、ととても悲しい気持ちになった。だからできるだけ厭世感にはあらがい、希望は持ちつづけようと思わされたよ。まあオレのような人間がこういうことを言うのは妙な話なんだけど。

2019/03/12

くさてる

橋本治最新刊。最後の本ではない。思えば、橋本治の時事評論を読むのは久しぶりだった。読んでいて、ほっとしたのはその視点と自分の感覚に大きなずれがないことで、そんなことにほっとするのは私が橋本治のことが好きだったからだと思う。香港の学生デモに触れた「明けない夜」の最後の文章「誰の得にもならない長い夜は長い夜のまま続くのだと思う」が忘れられない。なんだかずっとこういうことを、橋本治は言ってきたんだと思うのだ。

2019/02/16

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