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村上春樹の短編を英語で読む 1979~2011 上 (ちくま学芸文庫)

村上春樹の短編を英語で読む 1979~2011 上 (ちくま学芸文庫)

村上春樹の短編を英語で読む 1979~2011 上 (ちくま学芸文庫)

作家
加藤典洋
出版社
筑摩書房
発売日
2019-10-10
ISBN
9784480099457
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村上春樹の短編を英語で読む 1979~2011 上 (ちくま学芸文庫) / 感想・レビュー

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佐島楓

10日くらいかけて上巻を読了。時間をかけて正解な内容だった。下巻にまとめて感想を書くつもり。

2019/10/29

ラウリスタ~

タイトルで誤解してはいけない。NHKでやってそうな、英語学習用の春樹本ではなく、英語圏での村上研究は、日本語での村上とは別のコーパスを持っており(特に短編小説集)、そのことで今後、日本人だけが村上研究で、部外者になってしまう可能性を指摘。日本小説の、私小説的な「我」にうんざりしていた若き春樹にとって、アメリカ小説(とその翻訳)は、救いになった。社会への無関心が、若者に支持され、大江らに批判されたが、実際には彼の初期小説は、父の中国従軍の記憶、内ゲバ、といった負の歴史を、気づかれないように書いていると深読み

2019/12/10

山ろく

読みどころは著者の語る「文学作品の解釈の基本のコツ」p186「漠然ともやもやしたものを、そのままに一語にして確保しておく」。「自分の解釈が変な理屈のこね回しになってないか」を「確認する足場にする」。読後感を言葉にしただけでは伝わらない、置き換える、仮説をでっちあげる。という訳で、村上春樹の短編には一体何が、なぜ書かれたのかを次々と「仮説」でもって解釈していく。村上春樹評論のキーワードである「デタッチメントとコミットメント」についての解釈や「井戸」と作品との関わり方の変化など興味深く読めた。詳細は下巻読後。

2020/01/27

読書熊

村上春樹さんの短編を読み解くことで、長編の背骨になる思想、長編から取りこぼされた問題意識を見ることができる。ここまで深い読みが出来る加藤さんの知性に、驚きっぱなしになりました。

2020/01/21

☆☆☆☆☆☆

2019/11/12

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