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未知の鳥類がやってくるまで (単行本)

未知の鳥類がやってくるまで (単行本)

未知の鳥類がやってくるまで (単行本)

作家
西崎憲
出版社
筑摩書房
発売日
2020-03-27
ISBN
9784480804945
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未知の鳥類がやってくるまで (単行本) / 感想・レビュー

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ワッピー

「ヘディングはおもに頭で」に比べると、視座も描写もダイナミックなSF系短編集。【創造】力の宝箱を惜しみなくぶちまけた世界に読む者は幻惑される。大空に展開する不思議な現象を眺める者「行列」、大震災後の東京「おまえ知っているか、東京の紀伊國屋を大きい順に結ぶと北斗七星になるって」、同級生が肌身離さず持ち歩くもの「箱」、編集者の恐怖の週末「未知の鳥類がやってくるまで」、テロ予告メール「東京の鈴木」、ポエムバトル「ことわざ戦争」、意識の旅「廃園の昼餐」、さえない友の思い出「スターマン」、人体の扉「開閉式」、⇒

2021/01/13

わん子

10話入の短編集。2020年絲山秋子賞ということと全ロック史の著者ということで手に取るも、未知の鳥類がやってくるまで、東京の鈴木、スターマンしか読めず、あとは挫折... 全ロック史は面白かったのだが....... その3話は、読後の不思議感がなんとも言えずよかった。

2021/01/05

チェアー

すごく面白い、というたぐいの小説ではない。 読んでいると道に迷ったような感覚になる。 そして道を間違ったまま、唐突に終わりを迎える。 言葉にできない、何かしら沈殿したものが心に残る。 時間を置いて、読み直せば、その沈殿したものがひらひらと舞い上がるのかもしれない。

2020/07/11

いやしの本棚

静かで不穏な短篇集。でもその気配が近づいてくることを、未知の鳥類がやってくることを、待ち焦がれている自分がいる。いつも。「行列」がことに好きだったな。比べるわけではなくダンセイニの「サルニダクの慈悲」を思い出す。とても面白かった。今は現実のほうがずっと奇妙だから、むしろ本の中の不穏な静けさが、心地よいほどだった。「今は待つことが重要なのかもしれなかった。何かを待つのだ。たぶん夜を形にした者がくるまで。」──「一生に二度」より

2020/06/21

ドーナツ野郎

表題作と「おまえ知ってるか〜」と「スターマン」が特に好き。「霧のなかに百音はひとり立っていた。だれかが摘んできてそこに置いたように。」

2020/07/20

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