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世界の望む静謐

世界の望む静謐

世界の望む静謐

作家
倉知淳
出版社
東京創元社
発売日
2022-10-11
ISBN
9784488028770
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世界の望む静謐 / 感想・レビュー

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死神のような乙姫警部とびっくりするくらいのイケメン鈴木刑事。倒叙ミステリの魅力満載でした

2022/11/26

さっちゃん

『皇帝と拳銃と』に続く倒叙ミステリ第2弾。今作はサイン本を購入(嬉しい)。今回も死神のような風貌の乙姫警部が犯人をジワジワネチネチと追い込む。相棒のイケメン鈴木刑事も前作に続き登場。突発的な犯行は言うに及ばず、計画的な犯行でも素人が完全犯罪にできるわけもないのだろうけど、それにしても乙姫警部が疑いを持つのが早い。早すぎるけどその理由を聞けばなるほど~と思ってしまう。次は鈴木刑事をもう少し活躍させて欲しいし、乙姫警部のプライベートもちょっと覗いてみたいなぁ。

2022/11/09

geshi

『愚者の選択』最初に疑うきっかけに繋がる伏線の何気ない挟み方が巧み。読者がこの証拠に考えただけでたどり着けるかは疑問。『一等星かく輝けり』被害者の特性や特技をうまく出していってオチに結びつけている。中盤ちょっと冗長かな。『正義のための闘争』犯人を追い詰める搦め手としてはあまり面白味ない。殺害場所のリアルに寄った推理の納得感は高い。『世界の望む静謐』灯りから展開される推理を犯人と応酬するところは良かったけれどミスがあまりに偶然に頼りすぎていて好きじゃない。

2022/10/19

二分五厘

犯人に初対面から『死神』と渾名されてしまう乙姫警部シリーズ第二弾。大倉先生『死神さん』と違って捜査陣の描写がほとんど無く、ほぼ犯人側からの視点のみで描かれているので、犯人の追い詰められ感が半端なく、つい共感してしまう。今回の獲物は売れっ子漫画家の編集者。一世を風靡した元スター。女性カリスマ文化人。美大予備校講師。死神とイケメン刑事コンビが度々目の前に現れては犯人を揺さぶる。余計なことして自滅していく犯人もいれば、来訪を待ちわびる犯人も。コミックに同人誌にも精通、乙姫警部のキャラ設定がわからなくなってきた。

2022/11/13

だるま

名前は愛らしいが風体はどうみても死神の『乙姫警部』が犯人を追い詰める短編シリーズの第2弾。全て倒叙ミステリであり、犯人は冒頭から登場し殺人を犯す。完全犯罪を目論んだつもりが、小さなミスを乙姫警部に感付かれるパターン。明らかに犯人が何らかの失敗をしている場合もあるけど、予想外の出来事の対応を犯人が巧く出来ず、そこを警部に突かれる気の毒なケースもあり、倒叙にも色んな手法があるなあと感心した。警部が犯人に会いに行き質問し、終わると帰り際に振り向きチクリと一言。これ、全く『刑事コロンボ』で見た光景だ。面白かった。

2022/11/20

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