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長い別れ (創元推理文庫 Mチ 1-7)

長い別れ (創元推理文庫 Mチ 1-7)

長い別れ (創元推理文庫 Mチ 1-7)

作家
レイモンド・チャンドラー
田口俊樹
出版社
東京創元社
発売日
2022-04-28
ISBN
9784488131074
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長い別れ (創元推理文庫 Mチ 1-7) / 感想・レビュー

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しゃお

田口俊樹氏による新訳で、いつ以来かぶりの再読。マーロウが何を感じ、何を思い、そして何のために動くのか。読み終えてこの痺れる感じに余韻浸りまくりです(笑)。ハードボイルドの名作を新訳で読みやすいだけで無く、事件の全体像も理解しやすくなっているようで、「ハードボイルドとはなんぞや」と思うハードボイルド未体験の人にもこれを機会に手に取って欲しいですね。ところで清水訳と比べようと思ったら我が家に見当たらない。どこいったのかなー(泣)

2022/06/05

シキモリ

往年の名作がベテラン翻訳者・田口俊樹氏による新訳版で登場。今作を含む<私立探偵フィリップ・マーロウ>シリーズ全七作を村上春樹氏による新訳版で読了しているが、同じ作品とはいえ、受ける印象は大分違った。個人的な見解だが、物語の筋や登場人物の個性は田口訳の方がくっきりしている。台詞回しも明瞭かつハードボイルド感も増し増しで、私的にはこっちの方が好み。作品自体は再読ということもあり、信念を貫き通すマーロウの美学やテリー・レノックスの抱える悲哀がじっくりと沁み渡る。やっぱりハードボイルドは良いですね…。★500冊目

2022/06/10

くさてる

もちろん既訳は読んでいたけれど、ハードボイルド系の作品の訳はやはり慣れた訳者だけに違和感もなくするすると読めたのだけど、知っていたはずのこのラストがほんとうに切なかった。これしかない、こうするしかないマーロウの言動がこのラストを納得させて、けれどせつなくてならない。しゃれた台詞や悪女に悪漢、暴力沙汰に殺人、謎と要素だけを並べたらいくらでもありそうな話なのに、この余韻はやはり特別だと再確認しました。良かったです。

2022/06/12

たーさん

タイトルは「長い別れ」読んでみたら長い読書(笑)初めてレイモンド・チャンドラーを読ました。これぞハードボイルド❗といった感じです。主人公の私立探偵フィリップ・マーロウとテリー・レノックスの大人の友情の物語。ただ自分がお子ちゃまなのか半分以上までこれってミステリなの?といった感じで事件は起きるけどなかなか先に進まないのでなかなかページがはかどりません。あとマーロウがよく喋るなあと感じました。最後のほろ苦い別れがなんともいえない余韻を残してやっぱり名作なんだなあとしみじみ思いました。

2022/05/20

ふみふみ

私の様な酒好きにとっては酒を絡めた名台詞・決め台詞がたまらない本書ですが、主人公マーロウを巻き込んだ愛憎絡まる人間ドラマと男の友情と別れというモチーフはチャンドラーの長編の中でも最も純文学に近いテイストを感じます。訳者後書きで本書は大人のほぼ純愛物語・一目惚れ小説だと述べられてますが当にその通り。さて、本書の田口訳ですが端正な村上訳、流麗な清水訳と比べてタフさが出ていて良いですね。ただ、テリー・レノックスが吐く数々の名台詞だけを取り出すと流暢でリズムがある日本語の清水訳にはかなわないというか。原文もチェッ

2022/05/08

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