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青春探偵ハルヤ (創元推理文庫)

青春探偵ハルヤ (創元推理文庫)

青春探偵ハルヤ (創元推理文庫)

作家
福田栄一
出版社
東京創元社
発売日
2015-08-29
ISBN
9784488449117
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青春探偵ハルヤ (創元推理文庫) / 感想・レビュー

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mocha

貧乏大学生ハルヤが友人から頼まれたストーカー探し。簡単な仕事に思えたものが、謎は謎を呼び芋づる式に事件が舞い込んでくる。アクションシーンも多いハードボイルドタッチ。スピード感があり目が離せない。最近は細かく章立てした構成、気の弱い男子を主人公にしたものをたくさん読んでいたので、懐かしくもあり、逆に新鮮味を感じる。探偵はこうして生まれるのかも。かっこいい探偵の前日譚のようだった。

2015/12/08

すい

事件ごとに短編にまとめるという手法を敢えてとらずに、長編の中に様々な事件をはめ込んだ贅沢な小説。こういうのをモジュラー型っていうらしい。そのモジュラー型を最大限に活かした快作だと思う。入り組んだ人間関係の中に犯罪者たちも混じって、どんどん交差していく事件の数々。色々と主人公に都合良すぎる部分もあるにはあるが、全てが同時進行なんだからそれくらいは大目に見なきゃ。そして最後の一文!ここにきてようやくタイトルの青春を感じた私。青春に痛みは付き物。それを経て、一回りも二回りも大きく成長していくんだよ、ハルヤ君。

2016/01/12

瀧ながれ

とりあえず、こんな「青春」はイヤだ。ハルヤくん、物騒な場数踏みすぎ、手馴れすぎ、こわいよ(苦笑)。報酬めあてに気軽に引き受けたストーカー「調査」が「退治」になって、関わる人から違う事件にどんどん広がっていくのが、先が見えなくておもしろかったです。どんな状況でも淡々と落ちついた物腰のハルヤくんが、妹からの電話でとろけちゃうのが微笑ましい。にやにや笑いながら見守ってあげますよ、にやにや(笑)。

2015/09/18

スミレ

ドラマ化を機に読みました。 1話完結型の連作短編集かと思いきや、主人公の大学生・ハルヤが様々な厄介事に巻き込まれていき、同時進行で解決に導くという長編でした。 読みやすく、思った以上に面白かったです。 ヤンチャな中学時代を送ったという主人公ですが、意外に真っ直ぐで好感が持てました。 これから見始めるドラマが楽しみです(^^)

2016/01/04

さくさくと♪あちらの話しとこちらの話しとそちらの話しと、上手いこと繋がってました。大学生が純な中年男子の恋愛にアドバイスする場面が、妙に気に入りました(^^;なぜだ?

2015/10/27

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