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光のロボット (創元SF文庫 ヘ 2-5)

光のロボット (創元SF文庫 ヘ 2-5)

光のロボット (創元SF文庫 ヘ 2-5)

作家
バリントン・J・ベイリー
Barrington J. Bayley
大森望
出版社
東京創元社
発売日
1993-11-01
ISBN
9784488697051
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光のロボット (創元SF文庫 ヘ 2-5) / 感想・レビュー

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カザリ

つい先日、星新一賞に送ったと思ったら、訳者が大森望さんでびっくり。。というか、このお話の趣旨がほとんどつかめなかった。ほんと、創元SFは読んでも全然大意がつかめないことがあって、自分の偏差値の低さを突き付けられて悲しくなる。。。それか、もっとわかりやすくしろよという怒りが笑

2014/10/01

Mumiu

孤高な存在のきみは、またさすらうのかな⁈それともいつか、同じ存在に会えるのだろうか。どういう過程を経て彼がジャスペロダスになったかなどは甘さが見られるけれど、物語としてはわかりやすかった。

2014/11/12

おーすが

『ロボットの魂』続編。前回に引き続き、ジャスペロダスがゾロアスター寺院からロボット教団、ボルゴルという軍事帝国まであちこちへ移動。前回に比べずいぶんいい子になったジャスペロダスの冒険譚はやや駆け足で、既成概念を突破する爽快感はあまり感じられなかったが、意識の物質化(「意識を持つ光の棒」!!)の部分は重厚(かつ難解)。二つの相反する力の永久的運動や地底への憧れなど多くのベイリー作品にみられるキーワードも現れ、楽しく読んだ。

2020/09/21

ニミッツクラス

93年の初版(550円)。前作「ロボットの魂」から読まないと、おさらいしてない事柄もあるので・・と言うか主ロボ公、ジャスペロダスの立ち位置や隠し玉が、物語の見掛けの展開の裏側で脈打っているのを斟酌しづらいだろう(幸いな事に、日本では93年に両者とも刊行された)。怪しげな宗教の様な表題だが、意外と的を射ている。“光のロボット”は世界最高の知性を持つと紹介されているロボ・ガーガン発案の究極ロボを表している。当然、ポストヒューマンの是非になるが、物語の世界観(新生地球)が今一つで、そこがベイリー流?★★★★☆☆

2015/09/30

たこい☆きよし

『ロボットの魂』の後日談。世界で唯一人間と同じ「意識」をもつジャスペロダスに対して、超高度な知能を持った結果として、人間の「意識」の存在に独力で気がつき、なんとかそれを手に入れようとするロボット集団。人間とロボットの相克に、ロボットでもあり人間でもあるジャスペロダスが最後にくだす決断とは… 。2作に共通して、「ロボットは人間の命令にさからえない」という基本設定はありつつも、ロボット工学三原則は一顧だにしないアナーキーぶりが楽しい。

2016/07/29

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