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稲盛和夫のガキの自叙伝

稲盛和夫のガキの自叙伝

稲盛和夫のガキの自叙伝

作家
稲盛和夫
出版社
日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
発売日
2004-09-01
ISBN
9784532192495
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稲盛和夫のガキの自叙伝 / 感想・レビュー

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ジェンダー

この本を読んでみて書かれていることが全てではないけれど包み隠さずありのままに書かれているように思います。ここまで社員と同じ目線で毎日を過ごして行こうとはなかなか出来ないことではあるし、どんな苦しい状況でも、また救済を頼まれた企業でもリストラをしない。現代においてもそんな企業はないと思う。サラリーマン時代からフィロソフィーの基礎が出来ていたように思う。良い物というのは自分で思う以上に広まる物だと思いました。そして電話事業でも皆が良く知る大企業からも出資を受けやっていたのを始めて知りました。

2014/07/05

maimai

挫折まみれの青春時代、同期がみな辞めていく程のブラック企業。そんな中心を入れ替えて懸命に仕事に取り組んだところ全てがうまくいきはじめ、京セラ、KDDIを立ち上げるまでになった伝説の企業家である稲盛さんの話です。著者の考えでは置かれた場所に関係なく目の前のことに懸命に取り組めば必ず道が拓けるです。熱意と誠実さがあればいつでも人は立ち上がれるのですね。何歳になってもその心は大切にしたいです。

2016/05/16

Miyoshi Hirotaka

経営戦略は新しい分野。存在が判明したのは20世紀初め。60年代には儲かる市場で有利な位置取りをする考え方が主流。70年代になると日本企業が不利な位置からでも強みを生かして市場を制覇するようになった。稲盛和夫が率いる京セラが創業し、急成長したのはちょうどこの時代。技術や製品だけでなく経営の型にも次々に変革が求められた。その後、同社は本業のセラミックとは非関連の多角化に舵を切った。中には失敗したり、淘汰されたりした事業もあったが、変革の種はKDDIやJALで結実。経営のイノベーションの成果が大規模に伝播した。

2021/06/05

Tadashi_N

技術だけではなく、出会いに恵まれることが、成功の理由。

2016/02/12

よし

京セラ創始者の稲盛和夫の自叙伝。受験の失敗や大病など、むしろ逆境の連続とも言える生い立ち・・挫折ばかりの青春時代。ブラックリストまがいの会社を大企業まで発展させ、さらに、圧倒的不利の中、あのKDDIを成功させた氏。・・面白かった。痛快だった。薩摩の「チェスト」精神にあふれ、一方で、65歳で托鉢していく修業の日々、得度。まさに、「使命感(ミッション)、情熱(パッション)思想(フィロソフィ)」を体現した立志伝中の人だった。最近読んだ「東芝の悲劇」の歴代経営者の正反対。読後感は、とても清々しい限りだ。

2017/12/11

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