想いはベールに包まれて (ライムブックス)
想いはベールに包まれて (ライムブックス) / 感想・レビュー
aiko
痣のある顔を隠し生きてきた実業家のレンと経済問題に悩む生真面目なアレグザンダーの利害の一致から始まるロマンス。 華やかな恋愛や劇的な展開ではないけれど、ウェスコット家の人達の群像劇的な部分とH/Hのロマンスを絡めることで、レンが分厚いべールの奥から一歩ずつ踏み出し、背筋を伸ばして歩いていけるようになる道のりの描写が大変良かったです。 前作に引き続き恋愛に限らない様々な愛の形がテーマの一つで、行間を含め一字一句を噛み締めながら読んでしまう。やはりメアリ・バログは良い。 あと今回人物相関図が復活。必須ですね。
2023/09/16
ななしゃむ
23/9/20発売。初版11/11購入。
2023/12/04
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