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迷いながら生きていく

迷いながら生きていく

迷いながら生きていく

作家
五木寛之
出版社
PHP研究所
発売日
2019-10-03
ISBN
9784569843254
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迷いながら生きていく / 感想・レビュー

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フリージア

平均寿命までまだン十年はあるのですがこれからの生きる参考にと興味をもちました。人生を「青春」「朱夏」「白秋」「玄冬」と季節で区分する考え方があり、五木寛之氏は白秋期こそ人生最大の黄金時代だから存分に楽しむべしと、定年後を実りの時期と励ましてくれています。 なんとなく気が塞ぐ"暗愁"は誰しも持っている感情、その感情と共に生き、そして羨ましい死に方を考えてみよと述べていました。しかしご本人も死の覚悟はできておらず、自ずとなるべきようになる、と仏教の教えのような本でした。

2021/11/02

hiromura

久しぶりの五木寛之さん。勇気づけられる。50歳からは10年ごとに生きなおす気持ちで。設定変更の50代がもうすぐ終わろうとしている自分。60歳からは下山の時代、60代の10年間は「再起動」、特に前半の5年で色々なことをリセットするとよい。それまで積み上げてきたものを、思い切って手放す。覚えておこう。

2019/12/03

ぽぷりん

これからの人生をどう生きるか。登山で言えば下山の道。自分自身が望む自分とは何かを考えて生きていく、ちょっとしたことを面白がり、多彩に生きるなど、心に留めおきたい言葉に出会えた。人は必ず死んでいく者。上手に諦めて挑戦して変化していく自分と上手く付き合って楽しんでいくと、自分らしいゴールにたどり着くのだ。

2023/03/01

タペンス

「地図のない明日」は、不安だけでなく自由と可能性もある。生きていくのに必要なのは、しなって折れない強さ、柔軟に変化していくこと。情報は自分のこころで吟味する。自分なりの「生きて死ぬ」物語を持つ。人生は量でなく質で考える。自分の価値を他人に承認してもらうという構造から、一刻も早く抜ける。何歳になっても遅くないので、長い時間を失敗を恐れず多彩に生きてみる。どのような死を望むのか考えてみる。孤独を無闇に恐れない。暗愁とともに生きる。日々人との関わりで生ずるささやかな出来事が悩む心を支えてくれる。

2021/02/15

桃の種

五木さんの90手前だからこその人生観をみた。あらゆるもの、ことを許容して、心理的余裕があると感じた。60以上歳が違うからかジェネレーションギャップの様なものを感じた。10年後20年後に読むとまた読み方が変わるのだろう。

2020/01/07

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