本音で対論! いまどきの「ドイツ」と「日本」
ジャンル
- ビジネス・経済
- 歴史・地理
- 産業研究
- 経済学・経済事情
- 総務・人事・労務管理
- 実践経営・リーダーシップ
- 地理・地域研究
- 政治
- 社会学
- 外交・国際関係
- ノンフィクション
- 日本史
- 日本史一般関連
- 世界史
- ヨーロッパ史
- ドイツ・オーストリア史
- ヨーロッパの地理・地域研究
- 社会と文化
- 日本論
- 政治入門
- ヨーロッパのエリアスタディ
- 経済史
- 各国経済事情
- 日本の経済事情
- 国際経済と日本
- ヨーロッパ(各国経済事情)
- 経営管理(実践経営・リーダーシップ)
- 労働
- 労働(総合)
- 労働問題(総務・人事・労務管理)
- 労働組合
- 労働問題(社会学)
- ビジネス読み物
- その他のビジネス読み物
- 日本史一般
- 世界史一般
- 社会学概論
- エリアスタディ
- 社会・政治
本音で対論! いまどきの「ドイツ」と「日本」 / 感想・レビュー
kawa
ドイツと日本との働き方、教育、家族等の日常比較論的な書。池上さん以外ははじめて知る二人。割りに既知な部分が多かったが、ドイツではリモート勤務によりごく少なかった残業がわずかながら増加、逆に日本では減少という点は面白かった。「社会が子供を育てる」と言う意識が高いドイツというところもテイク・ノートしておくべきだろう。ドイツの「ブレイディみかこ」さん的な人を発掘して、庶民意識がどうなっているかの話しが聞いてみたい。
2021/10/23
ta_chanko
ともに敗戦国かつ戦後復興の優等生。共通する部分もあるが、当然相違点も多い。現在も経済が堅調な点、1人あたりの生産性が高い点、脱原発など環境問題に熱心な点、女性でも活躍できる点、福祉が充実している点、議論を重視する教育など、学ぶべきところが多いが、実態をよく見ると単純に理想化するのも危うい。理念が先行しすぎたりルールやプロセスに厳格すぎるところ、旧東ドイツの闇など、問題点も多々ある。当然、日本と同じように世代によっても考え方が異なる。ステレオタイプ化しないことが大切。
2021/10/12
D
受動的かつエレベーター方式で大学に行けてしまうのは楽だけど、だからこそ大人になっても責任感のなさが目立つ。 ドイツの人と話したことはないけれど、精神年齢10歳くらい違いそう。 自分もドイツ人の論理性を見習わなきゃと思った。 あと印象に残ったのが、日本の政治的無関心さのところ。 こういう本を見る度に、しっかり新聞を読んで、今の日本について知らなきゃなと思う。
2021/09/03
紙狸
2021年9月刊行。マライ・メントラインさんというドイツ人女性には最近注目している。QJWebという媒体に掲載した小泉悠論には感心した。感性と表現力を兼ね備えている。それでこの鼎談本を買った。彼女がドイツ人を語る部分には鋭さがある。環境問題を巡る議論に「昔からしぶとく変わらぬ教養権威主義」をかぎとり、「ドイツ人が全力でマウントをとってくる分野」が「環境意識」だと表現する。彼女にもっともっと語らせた方が深みのある本になっただろう。鼎談相手のドイツに関する一知半解の発言が多すぎた。
2022/10/16
アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯
直木賞・芥川賞の時期に、杉江松恋さんとの予想対談が楽しみなマライ・メントラインさん。池上彰さんと増田ユリアさんとのドイツと日本についての鼎談。面白くないというわけではないけれど、何か型にはまったような感じ。以前読んだ『現代ロシアの軍事戦略』の小泉悠さんと安田峰俊さんとの対談の方が面白かった。
2022/12/26
感想・レビューをもっと見る