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首都襲撃

首都襲撃

首都襲撃

作家
高嶋哲夫
出版社
PHP研究所
発売日
2023-08-18
ISBN
9784569855264
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首都襲撃 / 感想・レビュー

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みも

『官邸襲撃』続編。今作の人物造形や人間関係が前作に依拠するところが多く、やはり前作読了がベター。全編に亘る「テロには絶対屈しない」とのメッセージが作品の基軸。プロットはよく練られているが、いかんせん大風呂敷を広げすぎた。主人公の女性SPがテロリストに対し引金を引く事に躊躇する一方、テロが頻発し過ぎる為、死傷者は人の血の通わない数字に過ぎなくなる。その為、どんな惨状も表層的になりリアリティに欠け感動には至らず。せめて最後のスピーチは全文掲載にすべきだった。このスピーチ内容が感動を生むか否かの肝だったと思う。

2023/12/07

ゆみねこ

世界中で立て続けに起きたテロ事件に対抗し[テロ撲滅世界会議]を東京で開催することに。その結果東京がテロの標的として狙われることに。都内のあちこちで爆破事件が起こり会議の目玉として招かれていた元少女兵母子の命が狙われることに。命を投げ出すことに躊躇いのないイスラム過激派と、彼らを支援する日本人。そして黒幕は…。とにかく人が大勢犠牲になる。こんな事態が起こらないことを願いつつ読了。ハラハラドキドキの1冊。

2024/02/07

ウッディ

テロ撲滅を宣言するための首脳会談が行われる予定の東京で、イスラム過激派、日本赤軍の残党、米大統領の暗殺を企てる勢力が手を組み、爆弾テロを仕掛けてくる。警察は一体何をしているのかと言いたくなるほど、東京のあちこちで次々と爆弾テロが起こり、スナイパーがVIPを狙うという異常事態に、現実味を感じない自分は、平和ボケしているだけなのか?総理SPの明日香の活躍と、総理の責任を果たそうとする新崎、サプライズゲストのマリナとエリーゼなど、女性の活躍と格好良さが際立ったお話で、ツッコミ所は多いが、読み応えがありました。

2024/02/14

PEN-F

差別のない世界を夢見ながらも、一向に差別が無くならない世界なのに、テロだけはいつも無差別。

2023/10/03

ren5000

「官邸襲撃」の続編なんだけどほぼ覚えてなかったけど問題なく読めました。首都東京がテロの標的となってあり得ないぐらいにドンパチしまくります。エンタメとしては面白かったけど一番あり得なかったのは正義の熱い総理大臣かな。こんな人日本で出てくる訳がないので残念ながら白けちゃったよ。

2024/02/23

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