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京都 梅咲菖蒲の嫁ぎ先(二) 百鬼夜行と鵺の声 (PHP文芸文庫)

京都 梅咲菖蒲の嫁ぎ先(二) 百鬼夜行と鵺の声 (PHP文芸文庫)

京都 梅咲菖蒲の嫁ぎ先(二) 百鬼夜行と鵺の声 (PHP文芸文庫)

作家
望月麻衣
出版社
PHP研究所
発売日
2024-04-12
ISBN
9784569903934
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京都 梅咲菖蒲の嫁ぎ先(二) 百鬼夜行と鵺の声 (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー

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真理そら

実在の人物をモデルにした作品なのでまさか続巻が出る(シリーズ化?)とは思わなかったという嬉しい驚きと共に読了。ヒロイン・梅咲菖蒲ができすぎちゃんの女の子なのに対し、彼女を取り巻く人たちは悪人ではないけれど勝手な人が多くて少しバランスが悪い気がしないでもない。菖蒲の兄は妹にした仕打ちから菖蒲の想い人・立夏にすげないが、彼の初恋の相手で斎王になろうとしている蓉子には甘い。蓉子は不幸だったかもしれないけれど、立夏や菖蒲にやったことや諸々許せないことも多いだろうにそれは許せるのだろうかと思ってみたり…。

2024/04/22

よっち

発現させた「麒麟」の能力によって新時代の斎王を選んだ梅咲菖蒲。元許嫁で初恋の人・立夏と心を通わせ和やかな時間を過ごすものの、京都の町では百鬼夜行による事件が発生する第2弾。京都が不穏な状況にある中で、事態の収拾に向けて動き出す菖蒲や斎王たち。改めて浮き彫りになっていく斎王の座を譲ったと認識されている菖蒲に対する周囲の評価。菖蒲の兄・藤馬に関係を認めてもらうため囮を買って出る立夏と攫われてしまった斎王。やがてその真相が明らかになっていく中で、いくつもの真摯な思いも描かれていったこれからの展開が楽しみですね。

2024/04/12

らび

どこまでもファンタジーに徹していて舞台が京都なら百鬼夜行もあるだろう・・このような特殊能力集団での役割や各家の思惑は個人の意思など二の次というより無いに等しい。歪みがまた歪みを生む。菖蒲と立夏は随分近くなりほっといてもなるようになる。撫子と冬生がなかなか面白くなりそうです。これで終わってもよさそうなラストでしたが続くのでしょうか?

2024/04/26

あずとも

和風ファンタジー第2弾。京都の町で発生した“百鬼夜行”による事件の収拾に向けて菖蒲や斎王、四神達が動き出す。忍び寄る敵、黒幕は?そして菖蒲と立夏の恋の行方は?菖蒲の想いの強さというか一途さが凄い。

2024/04/17

あやほ

自分の心に正直に生きる。 言葉にするのは簡単だけれど、実際に行うのは難しい。 それでも人はいつからでも自分の心に正直に生きることができるんじゃないかな。 そんな風に考えた読後感。 今回も面白かった! 久しぶりにわが家は祇園の拝み屋さんを読み返したくなった!

2024/04/23

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