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義弟

義弟

義弟

作家
永井するみ
出版社
双葉社
発売日
2008-05-20
ISBN
9784575236163
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義弟 / 感想・レビュー

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ぷっくん

初読み作家さん。恋愛小説になるのか?親が再婚同士で姉弟になった二人。終始暗い(^^;;前半引き込まれたもののラストまでの展開にあまり納得できなかったなぁ〜。ドロドロしてない2人の関係は読みやすい。もう少しこの作家さんを追っかけたい所☆

2016/06/09

あつひめ

出会う運命に会った二人だったのかなぁ・・・と読後時間をおいてから感じた。連れ子同志として出会わなければ結ばれたかも・・・あくまで・・・かもですけど。子供の頃は年上の姉とかわいい弟という立場だったかもしれないけどいつの間にか大人の男と女口調になっている。恋人の死・・・もっと多方面からの追及や調査があってもっとドキドキハラハラかな?と思ったけど、焦点は姉と弟の心のだったのですね~。大切なものに気付いても口に出してはいけない関係もあるってことですね。

2011/12/30

ロマンチッカーnao

血の繋がらない義姉弟の彩と克己。お互いがお互いをこれでもかというほど生きていく上において必要としている二人。しかし、それ故に、二人ともが傷つき、そして周りにも傷を広げていく。もしも、義弟の克己が彩に抱き着いた勢いで、そのまま結ばれていたら、結論はもっと違っていたはず。愛する者同士が意地を張ったり、周りを気にしすぎたり、自分の中にあるこだわりに固執しすぎたりしたらあかんということですね。愛する者同士は、結ばれたらいい。その後のことはその後に考えたらいい。ということですね。

2019/01/10

そのぼん

血のつながらない兄弟を軸に、二人がある秘密を抱えてしまったところからストーリーが進んでいきました。二人の心の動きについては、『やはりそっちの方向にいくのか・・・』という気分になりました。姉の恋人の真相については、予想できませんでした。

2012/08/10

horihori【レビューがたまって追っつかない】

スポーツインストラクターの克己と弁護士の彩は、血の繋がりのない姉弟。克己は、彩に姉以上の感情を持つ。そんな中、彩の不倫相手が彼女の職場で急死する。助けを求められた克己は、彼女を守るため遺体の処理をする。克己の抑えられない破滅的な衝動、男性を受け入れられない彩の秘密。冒頭の放火を決意するまでの場面で、克己のもやもやした心に負の気持ちが溜まっていくのがすごく伝わって、どうなるのかハラハラする。ただ、成人してからの2人の距離感が微妙。姉弟の関係と終わり方が物足りなくて、もっと掘り下げてもよかった気がする。 。

2008/09/25

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