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牛乳アンタッチャブル

牛乳アンタッチャブル

牛乳アンタッチャブル

作家
戸梶圭太
出版社
双葉社
発売日
2014-08-04
ISBN
9784575516975
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牛乳アンタッチャブル / 感想・レビュー

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流竜会

ここまで描くか、と正直思った本作は、間違いなく雲印ならぬY印の物語。不祥事発覚に至る経緯や大樹工場なる名称まで、登場人物の心の内は分からぬものの、殆ど十数年前の事実のコピー。企業小説と読めば危機管理の原点みたいな話であり、群像劇として読めば、人間関係の醜さと脆さを凝縮したような・・・。結構笑えるし頷けるのだが、真面目に読めば読むほど中盤以降の脱線度合いがバカバカしく、題材にしたY社に失礼なんじゃないかと思ったりもした。Y社は、あの事件を契機にCSR体制を見直しただけに、余計そう思った。r

2016/07/30

H!deking

集団食中毒事件を起こした雲印牛乳。国内トップシェアを誇っていたが、社長のダメダメな記者会見で信頼は失墜する。会社の立て直しを図り、クビキリチームが編制され、、、的なお話。前にあった例の食中毒事件をモチーフにしてるのはあからさまで、今回もなかなかふざけてて面白かった!いやー、トカジさん、クズ人間書かせたら上手いな~。もうすっかり癖になってますw

2017/06/29

マイマイココア

雲印乳業の牛乳を飲んだ何千人もの人が食中毒に。会社の役員達がろくでもない奴ばかりで、そいつらを倒すために行動を起こす社員がいる!これって雪印がモデルよね(笑)有り得ないし、下品だけど、なかなか面白かった(*´▽`*)

2015/10/17

くまちゃん

雲印牛乳を飲んで食中毒!しかも何千人にも広がって。真相は衛生面がかなりずさんで、上層の役員は知っていて隠蔽していた。このままでは会社は倒産するしかない。会社を守るべく上層の人間を解雇する「クビキリ前提内部調査チーム」を立ち上げる。中盤まではチームが淡々と成果を上げてクビキリをしていくが、チームのリーダー宮部が途中で抜け出し愛人と密会あたりからドタンバタン!!戸梶の味が出てくるw

2019/11/05

まあちゃん

道民にとって雪印の不祥事は大きな衝撃だった。「空飛ぶタイヤ」的なものを期待して読み始めたが、題材としただけで、茶化し放題、社会派小説でも全くない。ドタバタ深夜ドラマ的な感じ。自分が読みたいような内容ではなかった。

2016/11/30

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