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あたしのいとしいひと (双葉文庫)

あたしのいとしいひと (双葉文庫)

あたしのいとしいひと (双葉文庫)

作家
飯田雪子
出版社
双葉社
発売日
2016-02-10
ISBN
9784575518658
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あたしのいとしいひと (双葉文庫) / 感想・レビュー

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巨峰

いつもの飯田さんのような純真さの残る主人公を、飯田さんらしからぬ展開の中に放り込んだような~。「トリック」は結構実は意外だったんだけど、くるよくるよという感じなのでそんなに驚きとかは感じなかった。ただ、「トリック」とかを使わずに、いつもの純粋で少し幼い主人公が、口先だけで異性を翻弄するような男性にひっぱりまわされて徐々に壊れていくような内容にした方が怖かったと思いますー。まあ、でも僕は飯田さんのきっと数少ないであろう男性ファンの端の端なので生暖かく新しい路線も見守ろうとおもっておりますです。

2016/02/23

わった

純愛サスペンスといううたい文句、さらに冒頭から違和感があり、飯田先生でこんな感覚珍しいな…と思ったら全部伏線でした…。相思相愛の彼が行方不明になり、彼女が一生懸命に行方を追う、愛情を感じられる話なのですが、雰囲気がおかしいのです。ラストで全て明らかになり、背筋が凍りました。飯田先生の表現力に脱帽です。怖かった…。

2016/03/09

coco夏ko10角

飯田雪子さんってこういうのも書くんだ、と驚きはあったけど、いつもの感じの方が好きだな。

2018/03/05

いずむ

嬉しいか悲しいかはともかく、ボクの中の飯田雪子像が砕け散った。心の中に抱く炎にもしも色があるとしたら、もっと明るく透き通った色を描く人だと思っていた。自由が「どんなコトをしてもいい」という意味ではないように、純粋もまた、それ自体に正しさを示す理由はないというコトが、感想というより、教訓として心に刻み込まれる。こんな風に括ってしまうのは少し危うい気もするけれど、「オンナは肯定を求め、オトコは赦しを求める」。他の、とある恋愛小説と並行していたコトもあって、そんな恋愛観のステロタイプの存在が垣間見えた気がする。

2016/03/04

夕やけLION

ラストノートや夏空など、切ない物語かと思いきや、まさかの展開。。作家さんのイメージが変わった作品。活字をメリットにした1冊。

2016/02/15

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