おんさのひびき(2) (アクションコミックス)
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おんさのひびき(2) (アクションコミックス) / 感想・レビュー
ぐうぐう
1巻の緊張感から解き放たれたこの2巻は、1巻のそれと比べると、やや弛緩した内容に映る。しかしこの伸び伸びとした、そしてアホさ加減というものも、また少年を形成する大切なパーツのひとつであることに違いない。もちろんその中にあって、順基とエトの、思い通りにならないもどかしさが、それでも前に進んで行こうとする真っ直ぐな気持ちが、痛いほどに伝わってくる。なんでもないことなんて、何ひとつなかったあの時代が、本当にまぶしい。
2010/12/24
たらこ
順基にとって、面と向かって「キャッチボール」をしてくれたのってエトが初めてだったんだろうなぁ。他の誰とも噛み合わない中で、それがどれ程の救いだったのだろうか。逆にエトにとって順基はどういう存在なのか。もう一読したときに考えよう。
2010/06/07
茶ま太
1・2巻同時発売。あらすじは1巻に。以下感想。 / ボーイミーツボーイと小学生ライフを丁寧に描いている。登場人物は小学生としては精神的に大人なキャラが多くちょっと違和感あるかなーとも感じたけど、ギャグじゃないし端正な絵ともマッチしているので良いと思う。イメージ的には「ロミオと青い空」みたいな雰囲気?キャラの性格とかぜんぜん違うけどw この先、話がどう展開するのか今の時点ではよくわからないけど、雰囲気は良いので期待。
2010/05/28
緑虫@漫画
ものすごく漫画表現がうまい人なのにそれを活かせる題材を選んでいない気がする。
2010/06/03
ikki
同時発売なので2冊まとめて。「ミツバチのキス」とは雰囲気はいっしょだけど、内容は別もの。時代は1960年代くらいなのかな?団地だったり空き地だったり懐かしいと思える年ではないけど、懐かしい。ノスタルジック?子ども同士の人間関係が大人を外においておきつつ、醜かったりでも飲み込んだりせず正直だったりするのに、エトだけたまに大人な考えが出るあたりが何とも。
2010/05/30
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