おんさのひびき(3) (アクションコミックス)
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おんさのひびき(3) (アクションコミックス) / 感想・レビュー
ぐうぐう
どこから書いていいのか、そもそもなんて書いていいのか、わからなくなってしまうほどに、この漫画の感動は深く大きい。子供時代という一瞬の時間を、見事に切り取った作品。少年少女の痛みと不安と喜びが、漫画ならではの構図で、ダイナミックに、そして繊細に描かれている。そのテクニックのうまさに感動するのもあるのだけれど、何よりも、かつて少年少女だった私達大人の心の奥底に眠る、あの頃の記憶を鮮明に思い出させてくれる、そのことに感動するのだ。空や緑や雨粒や雨音が、今とは違って見え聴こえた、特別なあの時間が、ここにはある。
2011/01/05
山口康隆
最終巻。みずみずしいという言葉がぴったりで、木の匂い、雨の音、小学校の騒がしさが伝わってくる。ただ、1・2巻でこれから描かれるのかなと思っていたことが描かれなかったのは残念。
2012/01/04
ロッコ
読了。もう少しブレないで描きって欲しかったなぁ。
2019/10/27
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