伊藤整日記 7: 1966-1967年
伊藤整日記 7: 1966-1967年 / 感想・レビュー
古本虫がさまよう
文春の文芸畑の大物編集者であった湯川豊さんが「午後、文芸春秋社の湯川豊君来る。若い青年、私と高見の巻の編集に当り、私の『肖像』の不明のところをゲラ刷りでたずねる。人生読本のようなものでも私の巻を出したいという」記述などがある(1967年12月9日)。 この日はほかに、銀座-品川の都電が廃止となり、これで戦前の東京は消失であるとも書いていた。 たまに書いていない日もあるが、ほぼ毎日書かれている感じだ。
2022/02/17
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