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中村好文 小さな家の物語

中村好文 小さな家の物語

中村好文 小さな家の物語

作家
中村好文
雨宮秀也
出版社
平凡社
発売日
2019-07-29
ISBN
9784582544657
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中村好文 小さな家の物語 / 感想・レビュー

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ぶんこ

梨畑だった所に木造の2軒の家。田んぼにうつるシルエットもシ〜ンとして素敵。「住宅を設計する人は、生活の隅々のことをきちんと、温かく処理するところに住宅の面白さがある」・・まさに!有名建築家の、住むには不便そうな家より、見た目静かな雰囲気で、住むと便利で快適。まさに私が求めている家。興味津々で読んでいくと、人それぞれの好みがあって、大好きと思えない人が住むと荒れていく。上総の家IIも荒れてしまった後に、中村さんを含む関係者3人の方の共同所有となったことで、心地よい家に蘇りました。

2024/01/13

ちゃんみー

中村好文さん(建築家)が手がけた「上総の家Ⅱ」。何年か経ってからの振り返り。文章読んで写真を見ていくと、なるほどなぁと関心してしまいます。とても小さな家なんですが、そこここにこだわり満載。壁を斜めにしてるとか、部屋の入口を“穴”と捉えたり。ただ吹き抜け下にはキッチンがあり、その上が寝室で何も隔たりがないってのはどうなんだろう?と思うこともあるけれど。

2023/04/14

チェアー

小さなシンプルな住みやすい家。家は人との出会いが大切だ。住む人が家を自分の家にしていく。いくら設計がよくても、住む人がその家を愛していなければ家にならない。

2019/10/05

Junichi Wada

新居を建てるイメージづくりに。「心地いい居場所はどこ?」と問いかけられる。先日読んだ本にも同様の問いかけが、何部屋必要かではなく、どう生活するか。と。大切にしたい場所、ライフスタイルを中心に家を作る。

2021/06/13

ponnnakano

軽快に見せたい階段のササラ桁から段板が飛び出ているのを感じさせないための納まりとか、竹簾フェンスとRCを面一に近づけるための鋼管の納まりに、なるほど〜と。こういう工夫の積み重ねで心地よさが磨かれるのね。そりゃそうだ。オープンキッチンのシンクとレンジの位置の話は、宮脇さんと好文さんのキャラの違いが端的に表れていて笑った。壁に穴、を突き詰めると妹島さんの梅林の家みたいに鉄板が正解な気もするが、この家のように壁に厚みがあってそこに引込戸や照明を仕込むほうが、無理も無く、一石三鳥な感じで好みです。行ってみたいな。

2019/11/20

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